前々からどうしようかと、思っていたレンズ。

Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm f1.8

チェンマイのイーペン祭りに旅行した際、不覚にもレンズを落としてしまい、銅鏡がゆがんでスムーズにピントリングが回らなくなってしまったうえ、絞りが正常に動かなくなったトリウムのPancolar 50mm。

お気に入りだったので同じレンズをさらにもう1本ebayから仕入れたけど、愛着があるのは壊れてしまった方のレンズ。

このまま防湿庫に放置していても意味ないので、レンズのオーバーホールを行っている方に修理をお願いしました。

 

修理に出してから1週間後くらいに、修理先から「オーバーホール完了しました。詳細はWebを確認してください」とメールが。

 

早速チェックしてみると、レンズをばらして、実際に変形した部分と修正後の写真や、レンズの黄変とUV照射後の写真など、こと細かにメンテナンスの様子が紹介されており、

今回の個体は光学系内部の2箇所配置されている貼り合わせレンズ (2枚のレンズを接着している群) の状態が大変素晴らしく、バルサム切れ (貼り合わせレンズの接着剤/バルサムが経年劣化で剥離し始めて白濁化し薄いクモリ、或いは反射が生じている状態) やコーティング劣化に拠るクモリの進行などが「皆無」であり、非常に透明度の高い個体です。コーティング層の黄変化が相応に進んでいましたので、LED光照射での「クモリ」を懸念していましたが、全くクリアで素晴らしい状態でした。極微細な点キズや拭きキズなどは僅かに顕在しています (写真への影響は全くありません)。

光学系後群も非常に透明度が高く素晴らしい状態をキープしています。コーティング層の劣化は相応に進んでいますが、まだまだ何十年かはご使用頂ける個体ですので、どうぞ末長くご愛用下さいませ。

との評価まで。

この方がどれだけ丁寧にチェックしメンテナンスしてくれているのか、十分すぎるほど伝わってくる内容で、この方にメンテナンスに出して良かったなー、と感謝感激。

力強い味方ができたって感じ。

 

ちなみに、戻ってきた後のレンズ。
左がメンテナンス(UV照射)してないレンズと、右が今回、オーバーホールして、UV照射してもらったもの。

もともとは、左のレンズよりも黄変していたけれども、だいぶ黄色味が取れています。

うーん、黄色が強かっただけに特色ある個性的なレンズ、って愛着があったけど、どうも黄色味がなくなってしまうとなー。
でも、AWBで撮っても黄色に寄る傾向が強かったものが、今回のメンテナンスでだいぶ改善されるので、それはそれで撮りやすくなったというべきか。

いずれにせよ、今後もこのPancolarはFlektogon 35mmと一緒に活躍することになりそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。