新宿で「夜明けへの道」を見てきました。
まあ、そういう感じになるだろうな、って想像しながら観ていたけど、やっぱり途中からモヤモヤと。
軍に対抗して市井の人々が武器を持って戦わざるを得なくなったことを想うとやりきれない気持ちになるし、友人たちのことも心配だ。
自分ができる範囲でサポートしよう、という思いもある。
ただし、現在、ミャンマー人が直面している軍との闘いは、本当の意味で民主主義を取り戻すための闘いなのか?
民主主義を取り戻すための闘いというのであれば、なぜ、同じく軍から武力で生活基盤を奪われたり殺されたロヒンギャの迫害を傍観していたこと(または、積極的に賛成、黙認していたこと)を顧みたりしないのだろうか?
NUGでは「ロヒンギャの兄弟姉妹の人権を無視していた。多様性を実現する」と、ロヒンギャに市民権を付与する考えを示しているものの、結局そう考えているミャンマー人は少数派で、それに向けた協力関係が進んでいるようには見えない。
軍に抵抗して戦っている彼らを否定するつもりは無いけれど、ロヒンギャの迫害は自分たちとは関係のないこと、と考えいるのであれば、自分としては彼らの闘いを「民主主義を取り戻すための闘い」と呼ぶことができない。
たぶん、国際社会の目も、同じように見ているんだと思う。
また、世の中の民主主義はそういう視点を持っていることを知ってほしいとも思う。
自分はミャンマーは好きだし、また行けるようになったら旅行にも行くけど、政治に関しては部外者でいよう。ミャンマー旅行好きとしてロヒンギャを区別することなくサポートしようと改めて思いました。
お昼はルミネの地下、バンコク屋台 カオサンで。
ガイ・ヤーン、ソムタム・タイ、トムヤムクン、ポピア・ソット(生春巻き)にカオ・ニャオのイサーンセットを。
その足で代々木公園へ。
毎年この時期にカンボジアフェスをやっているけど、いつもはヨメの実家に行っているので、今年はぜひカンボジアフェスに行ってみようと思ったら、なんと、カンボジアフェスは昨日まで!確認不足だったー。
ただし、ケヤキ並木では、TAIWAN SENSEというイベントをやっていたので、ちょっと見てまわってきました。
ま、お腹いっぱいで食べなかったけど。