週末、ちょっと道具箱を整理していたら、忘れてたものを見つけた。
Colemanのランタンはどこに行ったか(誰かにあげたか)覚えてないけど、このマントルを買ったのは大学生のころ?
なので、Colemanのランタンを手に入れない限りこのマントルは使い道が無いけれど、そういえば、昔のマントルって放射線出てなかったっけ?
ということで、家にある簡易線量計GMC-320+を当ててみると、、、
多少、有意な値が出るのかと思ったら、意外と主張が激しいのね。
ちなみに、マントルで使用されている放射性物質は半減期140億年のトリウム。
明るく、という性質ではカメラのレンズと一緒です。
ちなみに、SILK-LITE 21Aというマントル2個入りを2袋あるので、重ねて測ってみるとこの4倍とはいかないまでも1,900cpmくらい。
なお、Colemanのマントルは1990年代に放射性物質でないイットリウムという物質に変更しているようです。
ちなみに、Gold Top(黄色)は有意な値が検出されませんんでした。
ということで、ちゃんとしたGM管とシンチレーションカウンタで測定。
TGS-146Bでは15,900cpm、TCS-172 では0.37μSv/h。
マントルなのに、ずいぶんゴーカイに跳ね上がります。
ちなみに、4枚まとめて測定すると、
TGS-146Bでは33,400cpm、TCS-172 では1.24μSv/h。
まとめることによって、より線量が高くなります。(当たり前だけど)
なので、このマントルの生産ラインやお店に納品するときの段ボールってスゲー線量だったんだろうな。。。
っちゅーか昔はこのマントル、破れたりすると、手で石綿をボロボロ壊して、ふ~って吹いて取り除いてたな。(確実に吸い込んでる→内部被ばく)