週末は大町で冬支度の手伝い。
庭木の剪定と雪対策、障子の張替え、家の中の整理などなど。
この時期の大町はもっと寒いと思ったけど、雨が近づいていたせいか、ちょっとそれほど寒くもなく。
おまけに現場監督(義父)は病気療養中で不在のため、我が家のやりたいように作業できるから、超はかどるー!
仕事の合間にちょいとカメラ。(カメラの合間にちょいと仕事か?)
Flektogon 35mm f2.8
単なる広角だけでなく、0.18mまで寄れるって面白い。
っちゅーか、なんて使い勝手が幅広い、便利なレンズなんだっ!
なんて庭仕事していたら、インド人?の女の子が近づいてきて「ゼヒ、タベニキテクダサイ」とHimalayan Sherpaというネパール料理屋のチラシを渡してくれた。
ん?ネパール料理?この近所に?
松本や安曇野・穂高などの観光地ならともかく、大町の、しかもびっくりするほど人気のしない寂れた商店街で?
Himalayan SherpaをWebで調べてみると、どうやら、シェルパとして活躍していたネパール人のラマ・ゲルさん(エベレスト登頂経験者)が結婚を期に来日し、北アルプスの山岳ガイドの傍らネパール料理屋を開いた、ということらしい。
なるほどーーー。山関係の人が集う場所なのね。
でも、競争相手のいないエリアで大丈夫なのかなー?(味とか)
とりあえず、行ってみなきゃ始まらないか。
実家から歩いて1分。人通りの全くない商店街にひときわ目立つ店構え。
恐る恐る入ってみるとーーーーー、
天井にはたくさんのタルチョとネパールチックな飾り付けが。
なんだか相当、チカラを入れている感じがします。
オーナーらしき方は見当たらなかったけど、インド人(ネパール人?)の調理師さんと、昨日、チラシを渡してくれた女の子の二人。
モモと、マトン、チキン、野菜、キーマ。みんなでそれぞれ違うカリーを頼んでみました。
ZENIT MC MIR-20M 20mm F3.5(テーブルフォトにはうってつけ)
辛さはテーブルにあるチリソースでお好みで調節。
野菜やキーマは言うまでもなく、マトンは臭みやクセがなく、柔らかでフツーに美味いんですけど。
(まあ、ジャルフレジやドピアザみたいにクセあるカリーも好きだけど)
しかも(馴染みの客でも無いのに)ランチセットを頼んでいない二人の分までセットサラダと食後のチャイをサービスしてくれたうえ、たまたま義母の誕生日だったこともあって、義母に、とチーズナンまでサービスで出してくれたり。
内装もそうだけど、味や接客を含めてオーナーがしっかりお店づくりしているんだろうな~って伺えました。
ちなみに、何よりびっくりしたのは、姪っ子がナンをお代わりしたこと!
これまで、ちょっと食べたら「もうお腹いっぱい~」っ言っていた彼女しか見てこなかったから、こんなガッツリ食べている姿、初めて見たよ。
相当、美味しかったのかな?
大町で外食と言えば、蕎麦、もしくは「わちがい」のような郷土料理を出すお店しか思い浮かばなかったけど、今後はHimalayan Sherpaもありだな。(徒歩1分だし)
義父は自分が東京に帰る翌日に退院するので、病院でしか会えなかったけど、充実した帰省になりました。