遅ればせながら、初めて韓流ドラマを見てみました。
夏ごろ、日本で放映されていたIrisのノーカット完全版。
物語は主人公とヒロイン、それを取り巻くキャストの恋愛模様がメインテーマなのですが、感情の交錯をストーリーに巧みに組み込んで、見ている人の心を激しく揺さぶります。
さすが、韓流ドラマ。よくできているよな~。見た人がみんな韓流ドラマにハマってしまうのがよくわかる気がしました。
でも、ドラマの大部分の時間を占める主人公たちの活躍シーンはちょっと雑すぎ?
日本人役の日本語が流暢でなかったり、
(お隣の国なんだからエキストラ連れてきてもよかったんじゃないの?)
対テロ関連の専門部署の割にはセキュリティがお粗末だったり、
(ストーリーを進行させるためには、セキュリティは犠牲か)
ソウルに潜伏している北朝鮮のテロ集団な割には、かなり規律が自由だったり
(ボスの許可なく、ソウル市内をウロウロできるって、そんなもん?)
ソウルで核爆発っちゅーのに、キンパク感があまり伝わらなかったり、
(何万人も死んじゃうかもしれないのに、あのヨユーな何?)
毒ガス持って立てこもっているっちゅーのに、ガスマスクもつけないで突入したり、
(で、ガスはどうなったんだっけ?)
ま、ストーリーの重要な部分でないにしろ、ほんのちょっとの努力でもう少し完成度があがるのにな~、と思うのは自分だけかしら。
しかも、ラストは意味不明でシャットダウン。
どうも話によると、Iris2への伏線らしいけど、そもそもIris2ではキャストが違うようだし。
う~ん、ビミョーに消化不良でした。
でもこれでIris2を見ないわけにはいかなくなりました・・・・・。
個人的には、北朝鮮工作員キム・ソンファ(Kim So-Yeon)の伏せ目がちなまなざしにKOされっぱなしでした(笑)
特に17話で「お願いしてもいい?考えてみたら今まで一度もあなたに名前を呼ばれたことがないの」のくだりからソンファが北に帰っていく一連の流れは、切なすぎ~。