金曜日は無事飛行機が飛んだので、午後の便で帰ってくることができました。

前日までは欠航続きだったので、

「帰りの便が欠航したら、1泊しなくちゃならんな~。でもゲジゲジがいっぱい這い回っている宿には泊まりたくないないな~。」

なんて思っていたけど、あっけなく羽田発行き(折り返し便)が到着していました。
なんだ、つまらん。

で夜。

友人から美術館の招待券をいただいたので、ヨメと行ってきました。

六本木クロッシング

芸術は可能か?

ずいぶんと挑戦的なテーマを掲げたはこれまで2回開催されたそうで、

長い キャリアを持つアーティストから若手注目株までの20組による、写真、彫刻、インスタレーション、映像、グラフィティ・アート、パフォーマンスなど全く違 う作品同士が互いに刺激し合い、「交差(クロッシング)」します。

といった趣旨の展覧会。

以前、六本木美術館で見た「チャロー・インディア」(人アーティストによる現代美術)は、インド人と現代美術は成立しないんじゃないの~?という超 ステレオプな固定観念で見に来る我々を気持ちよく裏切ってくれる作品ばかりである意味わかりやすかったけど、今回は現代美術を理解したうえで、さらに「芸術は可能か?」と挑む作品ばかりなのかも。

なので、見る側も相当パワーが必要かも。。。。

ということで行ってみると、おっと、「作品の写真撮影可」のようです。
ハナから既成概念を裏切ってます。

ということで、カメラ片手に一巡してみました。

六本木クロッシング 六本木クロッシング

六本木クロッシング 100626-5

ウーンと唸らせるものから、理屈っぽくて途中でどうでもよく感じてしまうものまでサマザマですね。

黒を背景にして吸い込まれそうな作品があったので、ヨメを立たせて写真を撮ってみました。
あとから作品名が「道」と知って、「自分もまんざらじゃないかも~」と自画自賛したり。

それにしても、学校の授業で「芸術=絵画や写真」で育った自分には、映像やさまざまな道具を駆使している作品は芸術?という思い込みがありましたが(おっさんだな。)、ここ数年そういった作品が多くなるにつれ、ようやく慣れてきた感じがします。

とか言いつつ、個人的には、「コピーなら俺が一番うまい」というCDジャケット(とライナーノーツの文書まで!)の模写が親しみやすくて気に入りました。

 六本木クロッシング 六本木クロッシング

作者がどれだけヘンタイ的な忍耐力と音楽を愛する心を持っているのか感じられる力作です。

アートの世界は自分にとって日常ではないけれど、たまにこういった刺激を受けるのも悪くはないですね。

むらたいくん、いつもありがとね。

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