木更津に住んでいる社員から、「木更津より、袖ヶ浦の方がいいよ～。財政豊かだし。」と良く言われる。
確かに、袖ヶ浦には発電所や大型のプラントが海沿いに立ち並んでいるので、固定資産税とかの収入が大きいのかな？
袖ヶ浦のバスターミナルに着けば、「右に行けば木更津」、「左に行けば袖ヶ浦」、というだけで、車が必須の環境からして、住み易さ・住み難さはどっちも一緒の気もするが、バスターミナルからチャリンコ圏内の袖ヶ浦（神納・福王台）は坪20～25万に対して木更津（巌根）は坪10万～。
なぜこうも違うのか・・・？
生活ガイド.com地域の統計データを比較するサイトがあったので、袖ヶ浦と木更津（ついでに今住んでいる足立区）を調べてみました。
結果は・・・。（https://blog.mitoken.asia/images/2008/08/hikaku/index.htm）
人口や面積はスルーして、【行財政】から見ていくと、一人あたりの歳入額が10万円の差。
一人あたりの地方税が12万も違うけれど、住民税でこんなに差がつく分けがないので、やはりこの差の多くは固定資産税なんでしょうね。
さらにこの地方税、805都市中13位。こりゃすごい。
財政力指数も成績が良い（805都市中13位）のは当然のことか・・・。
財政が豊かってのは、一目瞭然ですね。
次に目に付くのは、【公共】・【ゴミ・インフラ】。
上下水道の料金はまあどこも同じとして、気になったのは下水道普及率。
袖ヶ浦が67.60%に対し、木更津は37.80%！
確かに、巌根のあたりは下水道でも浄化槽でもない、汲み取り（換気扇の煙突付き）の家が多かったな～。
ちなみに、袖ヶ浦・坂田市場は下水道が完備されているエリアのご様子（ホッ）。
あとは、区画整理とかは袖ヶ浦の方が進んでいるような印象がありますね。
次に、【安全・安心】。
火災も事故も、まあ木更津より多少いい？って感じ。
刑法犯に至っては・・・、なんだ足立とほとんど変わりないじゃん。あまり治安がいいって言えないってコト？
【住居・文化】
郵便局？ 徒歩20分
百貨店？ ダイエーのこと？ 車15分
コンビニ？ チャリで10分くらい？（かろうじて、デイリーヤマザキは徒歩2分）
1人当たりの公園面積？ 周りは畑だらけですが、何か？
いずれにせよ、坪単価が安い＝チョイ不便は仕方ないことですな。車社会を謳歌します。
といった中、図書館で一人あたりの蔵書数は10.22冊で全国1位 :kirakira:
スゲー。これはちょい自慢できるかも。
【土地】の値段は・・・、今はだいたい袖ヶ浦で10～20万、木更津で10万程度だから、こんなもん？
そして【育児】や【教育】はスルーして、【健康・医療】・・・・・？
ありゃ～、袖ヶ浦市、ひどくない～？
病院のベッドが人口10000人当たり17床？
人口10000人当たりの医師数とかも全国有数の少なさ。。。。
それは、袖ヶ浦市民はみんな健康だってコト・・・？
病院のベッドを3倍にして、10000人当たり51床にしても、足立の54床には及ばず、しかも足立の病床数だって全国平均以下っちゅーのに・・・・。
と、思ったら、お隣の木更津市は比較的充実しているので、袖ヶ浦市民は、木更津の病院に行けってことなんでしょうね。
ま、幸いにして、坂戸市場は木更津市との境にあるので、行きやすいし。
それにしても・・・、財政豊かな袖ヶ浦にしては、【健康・医療】に力を注いでいないようです。
これだけ豊かなんだから、病院の１つや２つ、建ててくれてもいいのでは・・・？
そして最後に、【高齢者福祉】。
ま、病院がこんなだから、予想通りって感じですかね。
ただ、足立区を見てみるとわかるように、あと定員を200増やせば、65歳以上人口100人当たり、定員3人になり、全国でもいい方になるし、高齢人口率（65歳以上）の割合は全国から見て少ない方のようなので（それだけ若い人員構成？）、これからなんですかね？
ちなみに、わが地元・青梅市の65歳以上人口100人当たりの老人ホーム定員数は、10.50人で全国1位でした。
（ただし、青梅市も高齢人口率（65歳以上）の割合は全国から見て少ない方なんですがね・・・・）
じいちゃんになったら、青梅に帰れってことかな～(笑)
ということで総括。
●袖ヶ浦の方が財政豊かなので、公共サービス・インフラ整備が充実していることは間違いないでしょう。
ただし、どういった公共サービス系を我が家が享受できるかは不明。
はっきりしているのは、下水道の普及率と、区画整備が木更津よりいいってとこ。
●袖ヶ浦バスターミナル付近は、商業施設に乏しく、袖ヶ浦も木更津も変わらない。
●医療に関していえば、木更津の方が手厚い。
インフラ周りが充実している袖ヶ浦か、坪単価が安く、市民に医療サービスをしっかり提供している木更津か・・・。