ミャウー2日目。
とりあえず、朝日を見に宿の裏のShwe Taung Pagodaへ。
うーん、きれいな朝靄を見に来たつもりだったのに、こんなだったっけ?かなりビミョー。
っちゅーか、どこかで火燃やしてるし。(も、もしかして・・・、朝靄が不足している朝の演出!?
消化不良を感じながら宿に戻って来たけど、宿で2年前の写真を見てみたら、あー、やっぱり。
この時は印象深い景色を撮ることができたけど、今朝のアレじゃな。
こりゃ、明日の朝も行ってリベンジしなきゃ。
さて、今日の予定は、、、観光というより村人に会いに行く、って感じ?
自転車借りて、さあ行くよっ!
ダッカンゼイン寺院をさらに進んだ先にある村に到着。
2年前にその村で撮った写真を、ちょうど食事中の民家にお邪魔して見せてあげると、あれ?いきなり喜んでるよ。
ヨメが言うには、「この娘、2年前に撮った娘だよ」と。
ん?そうだっけ?と持ってきた写真をよく見てみると、あー、本当だ。この娘だ。
2年前の写真はティーンエージャーっぽかったけど、、、、
彼女によると、この村の若者と結婚したとのこと。
やっぱり。なるほど。それでたくましくふくよかになったのね(笑)
ちょうど食事中にお邪魔したので、「食べてく?」って言われたけど、このあと予定があるからいいよ、ありがとね。
さてさて、お次は、子どもたちに連れられて、 Panna Ra Mika Monastic School へ。
Monastic school は、仏教の団体が運営している小~中学校で、公営の学校が近隣に無い、または貧しくて行けない子どもたち(男女関係なく)へ教育を施す場所です。また、学校の運営資金などのサポートは寄付(お布施やNGOなどからの支援)に依存しています。
4年前に初めて訪れた際は、こことは違う場所で、粗末な資材で学校建設が始まったばかりだったけど、
その後の洪水で学校が流されてしまい、2年前に会った時は、学校が高台に移転していたけれど、相変わらずの校舎で
その時、お坊さん(校長先生)から、「高台に、洪水でも問題のない校舎を建てる予定なんだ」と聞かされて、2年後。
学校が建設されている様子や、この夏に起きた大洪水の際、村人が避難していたりするのをFBを通じて知っていたけど、立派な校舎が完成したみたいです。
治水対策が貧弱なこの村で、洪水が起きても子どもたちの学ぶ場をを失わないようにすることは元より、村人の生命をも守る施設って、すごい大切な役割を果たしているんだなー。
我が家も毎回多少ながら寄付しているけど、富める者が貧しい人々を救うために寄付することが、この国の生活の一部となっていることを改めて実感しました。
今日は12月25日。クリスマス。
子どもたちにプレゼントするために、スーツケース1つ分のお菓子を持ってきたので、授業の前にみんなに手渡し。
一列に並ばされた低学年の子どもたちから、一人ずつ渡していきます。
合掌しながら並び、お菓子を受け取ったらお辞儀をして、また合掌。
250人分以上のお菓子を用意してきたけれど、余ったのはほんの少し。すべての子どもたちに配ることができました。
足らないって事態にならなくてよかったね、やっちゃん。
っちゅーか、低学年から並ばせたのは、足りない事態になっても上級生は我慢しなさい、って指導ができるからなんだろうね。
実際、上級生は低学年の面倒を見る役割(お兄さん役)も果たしていたし。
授業の前はみんなでお祈り。
あーっ、お菓子、手に挟んだままだとチョコレート溶けちゃうゾ(笑)
お祈りが終わると、各学年ごとに先生が国語や算数、英語などの授業が始まりました。
この日の午後は7クラスの授業。2年前まではもっと小さく粗末な校舎だったから、こんなに大勢で授業することができなかったけど、新しい校舎が完成して、学校らしくなったなー。
先生の教える声、子どもたちが音読する声などが入り混じって活気があります。
校舎はもとより、机や椅子、教科書やノートなど、学校としての機能が一通り備わっているからかな?
4年前も2年前もカメラが気になって集中できなかった子どもたちが、カメラを気にすることなく、勉強しています。
まあ、授業の進行を妨げることがないのはいいことだけど、カメラを向けても子どもたちのリアクションが無い分、ちょっと寂しかったり。
おっ、この子はだいぶお姉さんになってきたなー。ちょっと緊張してるケド(笑)
自分のこと覚えてる?って聞いたらこっくりうなずいてくれました。
みんないい笑顔。
この学校でいっぱい勉強して、これからのミャンマーを支える立派な大人になるんだぞー!!
だいぶ軌道に乗った学校を一通り見学させてもらって一安心。
今回も少しばかりだけど、子どもたちの文房具代と洪水対策として寄付してきました。
また、そのうち来るからね。