1時半にバンコクを出発した夜行バスは、朝、アランヤプラテートに到着。
時間的には3-4時間って感じだけど寝れました。
これから20年振りのカンボジアです。
朝6時に国境が開くようだけど、既にどれくらいの人が出入国の手続きを待っていて、どのくらい時間がかかるんだろう?
手続きに相当時間が取られることを見込んであらかじめビザは取っておいたけど。
と、我々バス御一行様はVIPと書かれたカードの赤いストラップを渡され、すでに200~300人くらいの出国待ちの列を横目にするするーっと出国手続きへ。
なるほどーーー、昨夜添乗スタッフに「バスが違うじゃねーか」って文句を言ったとき「これはVIPバスです」って言っていたけど、彼らの言うVIPとは、この優先的な出入国手続きのことかもしれない。
お陰でタイの出国もカンボジアの入国も最優先で手続きしてくれました。
(つまりアライバルビザでもそれほど手間かからず取れた)
ちなみにポイペトの入国時、手続き終わってカンボジア側に入った人が係官にトイレはどこ?って聞いたら、後ろの入国前のエリア側を案内されるくらいユルユルな空間でした。
さて、始めてきたポイペト。結構栄えてます。
90年代までポイペトはポル・ポト派の影響下&アランヤプラテートはカンボジアの難民キャンプってイメージ。
2000年代に入ってからカジノ誘致など投資がさかんになり、お金が回るようになったのかな?
全員の入国手続きを済ませて、再びバス乗車。
クリスマスシーズンだから道路や出入国混むかな~?って思ってたけど、予定どおり10時過ぎにシェムリアップ到着。
今日の予定は夜行バスで疲れているだろうから何もなし。
宿でひと眠りして、夕方元気になったら町をブラブラするかな~?くらい。
宿に向かうTuk Tukドライバーから、明日以降の観光の売り込みがあったけどすでに手配済。
じゃあ、今日の夕方からトンレサップのボートクルーズはどう?って勧められたけど、以前にトンレサップから夕日見たものの、湖から夕陽を眺めるだけなんだよな~。
往復15ドルって言ってたけど、小回りルートで1日15ドルって考えると、10ドルあたりが妥当?あとはボートチャーターで15~20ドルくらい?
まあ、今回トンレサップに夕日見に行く予定はなかったけど、それほど寝不足でもないから行ってもいいか。
ということで午後、TukTukで連れて行ってもらうことにしました。
さて、宿はまだ部屋の用意ができてなくて、町をブラブラすることに。
氷をくだいたレモンティーをウェルカムドリンクを出してくれたけど、すっきりして美味しーーー!
っちゅーか、リーズナブルな宿なのにこんなサービス(ホスピタリティ)があるなんて、20年前のイメージしかなかった自分には全く想像できませんでした。
出歩く前に宿のスタッフに「カメラをブラブラ提げて町中を歩いても問題ない?」って聞いたら、「そんな心配、必要ないよ」とのこと。
つまり、シェムリアップは就労の機会が多く、働いていれば給与が上がる、安心して生活できるといった暮らすための基盤が安定しているようです。
なるほどー。
ということで、目指すはオールドマーケット。
この界隈に来たことないけど、夜になったらだいぶ賑やかな感じ。
まずはオールドマーケットをブラブラ散策。
どこでも見るようなお土産屋、衣類、雑貨、生鮮食料。
だけどクロマ―(カンボジアのマフラー)は20年前と比べて格段にデザインと質が良くなっていました。
我が家は早速黒胡椒と赤胡椒を調達。
黒胡椒がこのサイズで5ドル、赤胡椒が8ドルとかだったかな?
いずれにせよ超安い。
昼はサンドイッチを食べました。
ベトナムの方が有名だけど、カンボジアも旧フランス領だったし、ランチにはちょうどいいよねー。
さて、宿に帰ってチェックイン後、トンレサップへ。
ということでトンレサップ行ってきたけど、結果から言うと、やはり行くつもりが無くて良かった場所でした。
昔はトンレサップの船着き場にいる船頭さんに15ドルくらい払ってただ単純に湖から夕日を眺めるだけだったけど、今回は、ブースでチケットを買い、エンジンつきのボートに乗り、
トンレサップ湖畔の高床式の住居を眺め、小舟のボートに乗り換え、マングローブの林を抜けて、
シェムリアップ湖畔に浮かんだレストランで湖を眺め、夕日を見て帰る、というもの。
かなりシステマチックな観光になっていてびっくり。
ただしボートが一人30ドル。二人で9,000円。小舟は別料金。いくらか忘れたけど。
チケットブースの案内には金額の表示が無くてボラれたかもしれないけど、いずれにせよボラれなくても、遺跡の観光で1日TukTukチャーターしても15ドルという価格帯別からすると夕日ボートで二人で60ドル+αの価値がありませんでした。
今後はこんな形でトンレサップ行くことないかな。
夜はオールドマーケットで夕食。
スゲー賑やか、明るい、バンコクみたい。
これが今のシェムリアップなのね。
セブンイレブンではネームも売ってました。
やっぱりバンコクです。