6月6日に注文したの英語版の取説。
27日になって届きました。

Pentacon Super
ペンタゴン・ペーパーズならぬ、ペンタコン・ペーパー。

Pentacon Super

Webサイトではちゃんとした製品だったのになんだよ、コピーかよ。(いい商売してるな)

まあ、無いよりマシか。

っちゅーか、2週間経っても届かない場合、メールで知らせてくれれば代わりのものを送ります、ということだったので、23日頃に「届かないから再度送ってください」ってお願いして、数日前に再発送してもらったばかり。(追跡サービスがない安い送料なのね)
そのうち同じ取説が届くんだろうな。

 

ということで、取説無しでは把握できなかった機能をチェック!

  • 巻き上げレバーの上にある絵って何?

Pentacon Super

なんとなく赤いマークのところにこの絵を合すんだろうなー、くらいは判るけど、そうすることによって、カメラのセッティングがどう変わるのか?

っちゅーか、クルクル回すとこのダイヤル自体が外れて、巻き上げレバーまで取れちゃうんだけど。

Setting the Type of Film

Rotate film type reminder dial until the symbol for the film stands against the marking point on the rapid wind lever.
Thus, you will along be able to see which kind of film you have in your camera.

なるほど、どんなプのフィルムを入れてるかリマするためのダイヤルなのね。つまり、これをどこかに合わせたところで、カメラの機能と連動しているわけでは無いようです。

ちなみに、絵は、モノクロ、デイライトのカラーリバーサル、デイライトのカラーネガ、タングステン(英語ではartificial lightって言うのね)のカラーリバーサル、タングステンのカラーネガだそうな。

 

  • フィルム感度をどこで設定するの?

Pentacon Super

TTL測光できるということは、フィルムのISO感度を設定するところがありそうだけど、どこだろ?

Setting the Film Speed

Always make a point of setting the film speed before inserting the cartridge, for this determines the correct functioning of the automatic exposure control system.

First move setting dial for shutter speeds to 1/60 sec.
Then pull dial upwards and rotate it to align the Din or ASA film speed number with the marking point at the 1/60 sec, setting on the shutter speed scale and let it click in.

あれ?以前もこれだと思って試してみたものの、うまくいかなかったのになー。ビビりながらの操作だったので、しっかり力を入れて摘まみ上げなかったのかな?

いずれにせよ、一番外側のダイヤルを引っ張り上げて、フィルムISO(ASA)の感度を1/60秒に合わせればいいのね。

実際にTTL測光の電源を入れてISO100からISO200に変えると、TTL測光が(正しく測光されているかはビミョーだけど)露出アンダーからオーバーの方に針が動きました。

 

 

  • スローシャッターとセルフタイマーのダイヤルの使い方がわからない。

Pentacon Super

Slow-speed Setting Device and Self-timer.

Please note that the slow-speed dial cannot be moved before the slow-speed mechanism has been wound up.

スロースピード機構(カメラの底にあるゼンマイ)を巻き上げるまでは、スロースピードダイヤル(カメラの底にあるダイヤル。ダイヤルの数値は空白の次に緑の文字で2、4、6、8、10、続いて白い文字でV、2,4,6)を動かすことはできませんのでご注意ください。

1. Exposure speeds from 2 secs. to 10 secs.Cock the shutter, move speed-setting dial to “B”(bulb), lift out winding key and wind up the slow-speed mechanism by repeated forward and backward movements of the winding key as far as it will go.
Bring exposure time – green numeral – on dial to coincide with the marking point.
Actuate shutter release steadily till it stobs.

シャッタースピードを2秒から10秒のスローシャッターに設定するには
(シャッタースピードのダイヤルは、Bulbの次は1秒、1/2秒、1/4秒…1/2000秒となっており、2秒から10秒のスローシャッターが選べない)
シャッタースピードダイヤルをB(bulb)に合わせてからスロースピード機構(カメラの底にあるゼンマイ)を巻き上げ、スロースピードダイヤル(カメラの底にあるダイヤル)で緑色の数字、2(秒)から10(秒)をマークに合わせる必要があります。

フィルムの巻き上げは、この操作の前でも後でも使えました。
また、シャッターボタンを押すと設定した時間でスローシャッターが作動します。(stobsって書いてあったけどstopsでしょ)

2. Self-timer

a) for exposure speeds from 1/2000 sec to 1sec.
Wind up shutter and delayed-action device as described above.
Set the shutter speed by actuating dial.
Move slow-speed dial to “V” and actuate shutter release as stated above.
The exposure takes place after 12 secs.

なるほど、、、ここも1秒から1/2000秒までのシャッタースピードの場合と、2秒から10秒までのシャッタースピードの場合ではセルフタイマーの設定が異なるようです。

1秒から1/2000秒までのシャッタースピードでタイマー撮影する場合、
①フィルムの巻き上げを行う
②スロースピード機構(カメラの底にあるゼンマイ)を巻き上げる
③スロースピードダイヤル(カメラの底にあるダイヤル)をVマークに合わせる
ことにより、シャッターボタンを押した12秒後に指定のシャッタースピードで撮影されました。

b) for exposure speeds from 2 sec to 6sec.
When using the delayed-action device for exposures from 2 secs to 6 secs, proceed first as described under a).
Then move slow speed dial to the desired speed setting (White numeral).
Speed setting dial has to be set on “B”(bulb).

2秒から6秒までのシャッタースピードでタイマー撮影する場合、(つまり、タイマーを使用する場合は、8秒以上のスローシャッターは使えない)
①シャッタースピードダイヤルをB(bulb)にする。
②フィルムの巻き上げを行う
③スロースピード機構(カメラの底にあるゼンマイ)を巻き上げる
④スロースピードダイヤル(カメラの底にあるダイヤル)で白い数字の2(秒)から6(秒)をマークに合わせる
シャッターボタンを押すと、タイマー(12秒以上)作動後、指定した時間でスローシャッターが切れました。

ま、「全体的に部品の強度不足&スローシャッター兼セルフタイマーの機構が華奢なので、あまり使わない方が良い」とのことなので、動作確認ができたところでこれらの機能は封印かな。

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