今朝はClaireからすごく人気のお店だから行ってみて、と勧められた富盛號碗粿へ
Claireから「お米をすりつぶした茶わん蒸しのようなもの」と紹介されたけど、なるほどー。ちょっと小腹がすいたときに食べるにはちょうどいい感じ。
でも碗粿1杯だけじゃとても朝食には足りないので、「虱目魚粥」と看板に書かれた阿芳肉燥飯でサバヒー粥!
う~ん、おいしい小吃のお店がずらーっと並ぶ國華街三段恐るべし。
&近くに宿があって便利なことこの上なし!
さて、今日はどこへ行く?
昨夜、Timから勧められたのは「昔、製糖工場だった場所だった場所で、グラミー賞を取ったことがある十鼓という太鼓集団が運営しているテーマパークみたいな場所がおすすめだよ。近くに台湾の大金持ちが作った西洋の美術品が展示されている奇美博物館もあるので、1日過ごせるよ」というのと、「北門に井仔腳瓦盤塩田という場所があるから、写真好きなら一度は行ってもいいかも」と提案されたけど、ネットで調べてみると、塩田はアクセスがなかなか難しい感じだったのと、夕焼けの写真は天候次第、というのもあるので、台南駅から1駅で行ける太鼓のテーマパーク、十鼓仁糖文創園区に行って見ることにしました。
と、その前に今朝、突然Timから「実は今日から日本に旅行にいくんだ」と言われたことが引っかかっていて、昨夜「二人がチェックアウトするのは明後日の朝でしょ?その時宿にだれもいなくていい?」というので、あー何か用事があって対応できないんだろうなー。って了解したけど、そういうことだったのか!
それを言ったら昨夜「Jamieのlove sickを治すため、1週間くらいJamieの家族の元へあずけることにしたんだ。」というのも、ただ単に宿に誰もいなくなるからJamieを預けただけじゃん。
Timは我が家が4泊するってのも知っていたし、自分たちは我が家が滞在している時から旅行に行くのもわかっていたし、なぜそんな大事なことをちゃんとを前もって知らせないかな~?
「チェックアウトの時は変わりに友人が来るので大丈夫だ」と言っていたものの、その友人が来ようが来まいが我が家的には困ることはないけど、(急病や火事とか強盗にあったら困るけど)宿の責任者としての役割を疎かにしている感じがして、ちょっと残念な気持ちになりました。
っちゅーか、そういうことに厳しい宿泊客だったらどうするつもりだったんだろう?
一応、今週も予約サイトでまだゲストを受付しているし。
とさておき、台南駅から隣の保安駅へ。
保安駅から奇美博物館や十鼓仁糖文創園区は歩いても行ける距離だけど、暑くて周りに何もない道路をトボトボ歩くのは億劫だな~と思っていたら。
台湾はこういったレンタサイクルが整備されてて便利だよね。
こういう時こそ、と初めて使ってみました。
チャリを漕いで数分。奇美博物館へ。
この美術館は、ある大富豪の台湾人が個人で収集したヨーロッパの美術品を展示しているらしいのですが、美術館の大きさもさることながら、その敷地も広大。
なので、チャリで美術館まで数分だったにもかかわらず、駐輪場から美術館はさらに歩いて10分。
Timいわく、「外国に行くことができない台湾の人々にヨーロッパの美術や文化を肌で感じてもらうために、篤志家が公開しているんだ」とのこと。
ま、台南まで来て西洋美術の美術館見学というのはあまり考えてなかったので、我が家は敷地の周りを散歩しただけだけど。
土日は混みそうだけど、やっぱり平日は訪れる人が少ない感じ。
さて、お次は太鼓のテーマパーク。美術館からさらにチャリで5分。
太鼓のテーマパークといっても太鼓だけで1日過ごせるとは到底思えないんだけど、どうなってんだろう?
まずは15時からTen Drum Art Percussion (十鼓撃楽團)のショーがあるので、ショーをみてきました。
演奏は、中国笛の旋律と太鼓とパーカッションのリズムで5~6人編成。
2010年の第52回グラミー賞でBest Traditional World Music Albumを受賞したことがある、かなり実力のある太鼓集団だけあって、演奏は素晴らしく、お客さんを巻き込みながらの30分でした。
ショーの終了後、出口でCDやDVDを販売していたので、数枚買って一緒に写真を撮ってもらいました。
みなさんとてもノリが良くて演奏している姿とは大違い。特に一番右の方はしっとり力強く中国笛を吹いていたけど、一番やんちゃな感じがする人でした(笑)
ショー以外で何があるのか、といえば、工場の壁を使って懸垂下降のアトラクションを楽しめたり(ヨメがやってみた)
もちろん、みんなでドラムの練習をしてみたり。
太鼓の制作工場やレストラン、お土産屋などのエリアがあり、(ただし、ほとんどが閉まっていた→土日は開いているのかな?)
その中で我が家が気に入ったのは、今は使われていない製糖工場の廃工場巡り。
製糖工場をそのまま居抜き、というより使われていない工場の機材がそのまま放置されていて、勝手に工場見学ができるのですが、
実際の工場見学となると安全面からヘルメットをかぶったりするのに、ここではそういった面は一切慮されてなく(昔の安全標語はあるけど&危なそうな場所は立入禁止になっているけど)かなりゆるーい感じ。
工場の屋根からは工場全体や町が見渡すことができたので、夕暮れを眺めてきました。
夜は夜で工場内の明かりで廃墟感が増していました。
台南で一通り観光して、さて次どこ行く?となったときにはいい場所かも。
我が家的には夜の写真を撮りにもう1度来てもいいかも。
なお、高雄にも同じ集団が運営している十鼓橋頭文創園区というテーマパークもあるようで、次回はそっちも行ってみてもいいかな?
夕食は台南に戻って三越向いにある周氏蝦捲へ。
週末に見た安平のお店は大繁盛していたので、さぞ美味しかろうと思ったけど、どうやらお店が混んでない時間帯の蝦ロールは作り置きらしく、サクサク、アツアツな感じはありませんでした。残念~。
台南最後の夜のマンゴーかき氷。
台南最後の夜を満喫し、我が家以外誰もいない宿へ。
TimとClaireも、ほかの宿泊客もいないため、シーンと静まり返ったロビー。
咎める人は誰もいないから、我が家の好き放題にできる、ってあたりは、なんだか先生がいない修学旅行先の宿みたい。
好き勝手にウロウロして写真を撮ってみました。
さて、明日は台北に戻ります。