11時ごろ、Shweさんが宿まで迎えに来てくれました。
さて、どこに行くんだろう?
まずはヤンゴン郊外の Yaung Chi Thit Charity Clinic へ。
ここは、去年もShweさんが連れて行ってくれたNLDが貧しい住民のために開設している無料診療所で、Shweさんは毎月、この診療所に寄付しています。
今回は我が家も多少の支援をしようと、Shweさんにあらかじめお願いしてあった場所で、ちょっとばかり封筒に入れて寄付してきました。
ドクターのKyaw Swar Ooさんが作成した寄付の証明書と一緒に写真撮影。
ミャンマーでも寄付金控除とかあるのかな?ま、我が家はこれを持って帰っても控除されないけどーー。
今後もミャンマーに行く限りは毎回この診療所に来て寄付することになりそうな感じです。
お昼はミャンマー人でごった返すミャンマー料理屋 Mya Kan Tha Burmese Restaurant へ。
Shweさんによると、フライドチキンで有名なお店のようで、「芸能人もよく来るんだよ~」って。
お腹いっぱい食べると後が怖いのでほどほどにしたけど・・・、後で写真を見ると、なんだか美味しそうに見えるなー。
食後は「ライムジュース飲みましょう」とShweさんに言われるがままJunction Squareのロッテリアへ。
おっ、Junction Squareに行くなら、KFCにちょっと行ってみよう。
ということで、ロッテリアを抜け出してKFCに寄って、去年Parksonのお茶屋さんで撮った写真を渡してきました。
制服の色が変わっても、笑顔は変わらず可愛かった。
ロッテリアに戻ると、Shweさんが「偉いおじいさん。日本語も話せる頭がいい人が今NLD本部にいるから会いに行きましょう」とのこと。
何?なんだか忙しいなー。
Shweさんは、アウンサンスーチー氏のことを「おかあさん」と呼んでいるけれど、「偉いおじいさん」って誰だろ?ま、NLDで知っているのはアウンサンスーチー氏だけなので、知らないけどさーーーー。
NLD本部の事務所の奥にある部屋に案内されると、そこにはかなり年配の方が。
パーティションで囲われただけの3畳くらいのスペース、什器、調度品からすると、そんなに偉い役職の人が執務する部屋には見えなかったけどShweさんの言う「偉いおじいさん」らしい。
Shweさんが言うには、「第二次大戦中は日本の軍隊と一緒に戦った将校だったから日本語が話せるんだよ」とのこと。
Shweさんは我が家がミャンマーのことが好きで毎年ミャンマーに来ていること、今日はYaung Chi Thit Charity Clinicに行って寄付してきたことを説明すると、とても喜んでくださり、第二次大戦中は日本と一緒に戦ったこと、日本の軍歌や軍人勅語を披露してくれました。
戦後70年も経つというのに、軍歌や軍人勅語を覚えているなんてすごい記憶力。それとも、身に沁みつくまで覚えさせられたのかも。
ちなみに後日、この日に会った「偉いおじいさん」のことを国民民主連盟(NLD)のwikiで調べてみたら、
Tin Oo氏。NLDの中央執行委員会議長(chairman)!
マジで!NLDの党首ってこと!?
っちゅーか、よく日本のマスコミでは「アウンサンスーチー氏率いるNLD・・・」ってよく使っているけど、アウンサンスーチー氏は副議長(president)じゃん。wiki上でもアウンサンスーチー氏の上にTin Oo氏の名前があるし。
この前の選挙でNLDが大勝したけど、そのNLDのトップっちゅーことは、当然今度の3月から始まるNLDの新内閣を組閣するにあたって、最終的な決定権を持つ人なのかも。
そんな偉い、有名で、すごい人にShweさんが会わせてくれたんだ。。。
っちゅーか、あんなラフな格好で会いに行くって、どうなのよ?(今更遅いけど)
NLD本部の後は、先日オープンしたばかりの Myanmar Plaza(12月初めにオープンした大型のショッピングモール)へ。
去年はまだ建設中だったベトナム資本の大型複合施設。
入っている店はまだ少ないけれどJunction Squareよりも大きく、その作りからバンコクのショッピングモールを彷彿とさせます。
これからどんどんインターナショナルブランドのお店も出店するのかもー。
CD Shopがあったので、とりあえずパパっと目につくCD/DVDを買ってきました。
そして、その後はインヤー湖畔にあるアウンサンスーチー氏の私邸前。
中から人の声はしたけど、アウンサンスーチー氏はいるのかな?それとも公務で出かけているのかな?
夜。
今日の朝、Shweさんから「姪っ子が今日結婚披露宴するんだけど、行ってみる?」とお誘い。
え!?行っちゃっていいの?こんな機械滅多に無いから是非ぜひ!
ということで、カンドージ湖のWestern PARKROYALへ。
結婚するのはShweさんの弟の娘、Phuさん。
新郎新婦ともアメリカの大学に留学していた、いわばお金持ちの家なのかも。
なので、招待客も男性はスーツ、女性はきれいなドレスやロンジーで着飾った人たちばかり。
我が家はそんな服持ってきてないし、自分に至っては詰襟シャツとロンジー。どうみても披露宴会場のスタッフ。
ホテルでわざわざ着替えてきたけど、着替えないほうが良かったかもーーーー。
ま、今更後悔しても仕方ないけどね。
披露宴はどこの国もほとんど変わらないけど、自由席、かつ宴が始まっても後から参加者が入ってくるので、何人来るか正確な数が予測できないのはタイと一緒っぽい。
食事はミャンマー語のメニューで分からなかったけれど、円卓の中華料理でした。
新郎新婦も、接点のない日本人が突然会場に現れて戸惑ったろうなー(笑)
ちゅーか、Shweさんの弟さんは、娘(Phuさん)よりも新郎(Nicolasさん)とそっくりでした。
Phuさん、Nicolasさん、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。
ということで、今日は1日、次は何が起こるかわからない、ジェットーコースターのような1日でした。
充実してたなー。
今日買ったCD/DVD。
この忙しさだと、いつも行くCD屋は今回行けないかもなー。