お別れの朝
昨夜、オーナーから「船着場まで送ってあげるよ」ってありがたい心遣いをしてくれたものの、朝、エンジンが全くかからず。
そういえば昨日、Kyein Taung Pagodaに駐車した時、車からプシュって変な音したけど、そのせいかもーーー。
結局、他の車を呼んで船着場まで言ったけど、その後、オーナーの車はどうなったんだろ?
今日の船は一般の定期便。チャーター以外の船は今回が初めて。
ミャンマー人は床、高いお金を払うガイジンツーリストには椅子を用意してくれているようです。
ちなみに昨日の宿での説明の通り、二人で40ドルかと思ったら、二人で40,000チャットとのこと。
なんだー、パブリックボートで一人10ドルなので、一般の船で20ドルはちょっと高くね?って思っていたけど、結局一人15ドル程度でした。
朝は靄がひどかったうえ、混雑しているおかげで自由に船の中を動き回ることができなかったのでほとんど写真は無し。
でも、朝靄がすごかった⇒ミャウーの丘の上から見る朝靄はキレイだったかもー。
朝、7時半前に出発した船は13時頃シットウェに到着しました。
宿は行きと同じHotel Memory。
今回通された部屋はなぜかデラックス。
おおーっ、Agodaで見た部屋だ。
窓も明るいし、ちゃんとした宿っぽい~。
スタンダードからデラックスに変更になったのは、先日はショボい部屋に泊まらされた時のお礼か?
でゆっくりして夕方。
ミャンマー人のお友達から夕食にお招きされたので、昨日、ミャウーで買ったマオカラーの白シャツ+ロンジーでミャンマースタイル~!
ロンジーの生地がもう少しヨレヨレだとピシっとキマる&スポーツサンダルは「らしくない」けど、まあまあミャンマー人っぽいかな?
ミャンマー歴も連続8年目。
このスタイルが板についてもいい頃かもね。
夕暮れの中、シットウェの町中を歩いてお友達の家へ。
ガイジンツーリストってすぐわかる格好だと、ガイジンって目で見られるけど、この格好だとミャンマー人って思われたのか、ミャンマーに住んでいるガイジンと思われたのか、意外とみんな振り向きもせず。
ロンジー、ズレ落ちなかったし(笑)
デビュー戦は上々でした。
さて、お友達の自宅で夕食会。
初めて招かれるミャンマー人のおうち。
多分、ガイジンが家に来るからって、料理や家の片付けとか今日はバタバタだったんだろうな~。
まずは、お友達の彼女(Khin Saw Yuちゃん)から家族の紹介。
それからダンナさん(Thant Zawさん)を紹介してもらった後、二人の結婚式の写真を見せてもらいました。
二人の出会いはヤンゴンの高校時代。
高校卒業後、彼はマンダレーの大学へ。彼女は家業の喫茶店。
ふーん、遠距離恋愛だったんだね。
Thant Zawさんはマンダレーで理学療法士の仕事をしており、仕事柄外人と接することが多く、英語も達者です。
写真を見ている間に家族が食事を行ってくれており、居間に用意されたテーブルに座って夕食となりました。
エビやイカ、チキンなど、パクチーがふんだんにかかったミャンマー料理。
Thant Zawさんがみんなに取り分けてくれながら、いただきました。
レストランで出されるミャンマー料理よりも脂っこくなく、素材の味を活かした美味しいミャンマー料理でした。
我が家のために、腕によりをかけて家庭料理を作ってくれたんだろうな~。
食後はお部屋を移してお茶。
Khin Saw Yuちゃんの家は2階建てで、1階は喫茶店のスペースとキッチン、2階はリビングとベッドルームなどがあるようです。
居間を空けてくれたり、リビングを空けてくれたり、彼女の家族も大移動。
そんな、我が家のことなんかお客さん扱いしなくてもいいのにー(笑)
彼女はこの春に子供が生まれるとのこと。
「私に赤ちゃんができるなんて、信じられなーい」って喜んでました。
おめでとね。
初めてシットウェに来た6年前、宿の対面にあるこの喫茶店でお店の女の子を撮ったのが始まり。
彼女の写真を渡そうと、2年後に再びこの喫茶店に寄った時、彼女は我が家を見て「!」と思ったらしく、「覚えてる?」って聞いたら「覚えてるよ」って答えてくれたっけ。
そして2年前。前回の写真を渡すついでにヨメがお化粧品を彼女にプレゼントしたら、すごい感激したらしく、お店のレジからお金を取り出すなり「ちょっと待ってて」と全速力で外に飛び出して、ミャウーのおみやげ屋で買ったであろう置物をプレゼントしてくれました。
そして今回。
驚きと喜びと暖かいおもてなしに心がいっぱいになった夜でした。
結婚と妊娠、そしてちょうどダンナがマンダレーから帰ってくるいいタイミングで彼女に再会できたことに感謝です。
暖かく幸せな家庭を築いてね。
Khin Saw Yuちゃんは、赤ちゃんが生まれたら、ダンナのいるマンダレーで一緒に住むとのこと。
Thant Zawさんから「今度はマンダレーに会いに来てください」と言われたことだし、この次、ミャウーに行くのは当分無いのと同じように、シットウェもこれで当分見納めだなー。