とうとうこの時がやってきました、イーペン・ランナー・インターナショナル 。
この1月、まだ日程が決まってないうちから航空券を取って、ずーっと待ち望んていたイベント。
おまけに快晴ーーー!
後の悩みは、現地で自分たちはどのあたりに座らされて、どういったものを見ることができるのか、自分がイメージする写真が撮れるのか、と言ったことのみ。
ま、それらはすべて現地合わせするしかないけどね。
とりあえず、現地でやりたいこと。
ステージで披露される演目の撮影。
一斉打ち上げの時のムービーを撮ること。
一斉打ち上げの時に写真を撮ること。
一斉打ち上げの時に一緒にコムローイを飛ばすこと。
ステージはさておき、ムービーはα6000に広角レンズをつけて三脚で固定しておけばなんとかなるので、あとは、α7を首にぶら下げてコムローイ飛ばしながら撮影、ってのが一番現実的かな?
夕方16時に市内からバスが出発しましたが、道路の混雑+現地の駐車場の混雑で到着が17時半すぎ。
メージョー大学に入るにはチケットのチェックがあるので、お金を払ってない人は入れないようになっているけど、入口の対岸の草むらにはたくさんのツーリストが。
チケットが買えなかった(買わなかった)人たちが、会場外から一緒に楽しもうと集まったようです。
木立に囲まれているので、一斉打ち上げのタイミングは見づらそうだけど、空にたくさん舞った時間帯は結構きれいに見れるかも。
会場は予想通り日本人がほとんどで、ポツポツと外国人の姿が。
指定席の決められた椅子には、紙製のカトンが置かれ、椅子の近くには燭台が設置されていました。
我が家の席は中心部に近いほう。ステージから近くもなく、しかも、後ろに向かって低く傾斜がついていて、ステージが見づらいこと。
一斉打ち上げもそうだけど、ステージ見るにもベストポジションとは言えないな~。
ま、こればかりは仕方ないけどね。
一応、この日の進行予定では
17:00 山岳民族の展示や北部タイ菓子の試食などフリータイム
17:20 開会式
17:30-50 北部タイの文化演目
17:50-18:00 開始/集合のご案内
18:10 儀式に関するご案内及び説明
18:30 説法,瞑想
19:00 ろうそくを持って周る儀式
19:25 コムローイを上げる火付け台の点火
19:40-20:00 コムローイ一斉上げ
展示や試食は別スペースで行われておりましたが、時間的にムリそうなので諦めました。
さてさて、お坊さんがステージに集まって案内や説法が開始されました。
「北部タイの文化演目」なんてのはなかったので、このスケジュールはあくまでもモデルプランなんだろうね。
お経を一緒に唱え、瞑想の時間もあったり。
とは言うものの、コムローイが気になって瞑想どころじゃないよーーーー。
ウィアンティアンの後、「燭台に火を灯してください」とアナウンスがあり、みんなが一斉にコムローイに火をつけて一斉に飛ばすタイミングを待ちます。
我が家もカメラを用意し、その時を待っていましたが、、、コムローイに火が!
コムローイに火をつけたまま場所を移動しようとしたのが原因だけど、一斉に飛ばすタイミングを失っなった、というのと、早く次のコムローイに火をつけなくちゃ、で焦って目の前真っ黒。
早く、次のコムローイ!!!
ま、ちょっと出遅れたけど、何とか間に合ったかな?
空を見上げればたくさんのコムローイ。
今日のゲストは3000人。一斉に上がったのは1500~2000くらいかなーーー?
イーペン・サンサーイに比べれば規模は小さいだろうけど、 この写真を撮ってみたくて、来たんだよな~。
一斉に飛ばした後も、後から後からコムローイが上がっていきます。後半には花火があがり、コムローイに色を添えてました。
油断していたり、コムローイを飛ばそうとしていると、撮れない可能性高いけど、タイミングよく。
ヨメがどこからかコムローイを1つ持ってきたので、どうしたのか尋ねると、我が家は1つ燃やしちゃったからタイ人スタッフのところからもらってきたとのこと。
近くにいたタイ人学生のスタッフと一緒にコムローイをあげました。
これで我が家も予定数を打ち上げ。やっちゃん、ありがとねー。
最後に、会場の隣にある池でカトンを流してきました。
紙製のカトンなので、奥では勢いよく燃えていたりしましたが・・・・。
帰りの車内でお水と弁当が配られましたが、冷たくてショボイ弁当だったので、手を付けることなく。
10時ごろ、市内で解散、終了となりました。
ということで、今回の旅の目的、イーペン祭りとイーペン・ランナー・インターナショナルの両方に行く、は無事に終了です。
イーペン祭りは、かろうじて雨天にならず、やりたいことができたので満足だけど、ちゃんとポイントを押さえていたら、もう少し効果的に楽しめたかも。
イーペン・ランナー・インターナショナルはスタートにつまずいた分、達成感は半減だけど、それは「1回来たから充分と思わないで、来年も来なさい」と言われていることなんだろうな~。
来年への課題が見つかった、ということにしよう。
なので、来年も行くぞー!!!
イーペン・ランナー・インターナショナルに勝つための心得
一斉に飛ばしてイベントを楽しむかか、一斉に飛ばすところの写真を撮るか、どちらか選ぶ
我が家のコムローイが燃えちゃったのは、カメラとコムローイの両方に気を取られたため。一斉に飛ばす風景の写真を撮りたいなら、一斉にコムローイを飛ばすのは諦めること。コムローイは火をつけてから飛ばせる状態になるまで数分。その間はカメラを構えることができない。
コムローイに火をつけるときは、燃料の部分に手を加える
燃料をしみこませたとはいえ、結構火が着かなくて焦る。
トイレットペーパーを輪切りにした部分に火をつける際は、爪を立てて剥く、みたいなことをやったほうが点火しやすい。
全ての燭台に火をつける必要はない。
1.5m間隔で胸の高さに火があると、コムローイに火が燃え移らないか、やけどしないか、と気になるので、複数人で1つの燭台を共有したほうがいい。
一斉打ち上げの写真を撮りたいなら、会場の隅で
イベントに参加している感は薄れるけれど、一斉に飛ばす際の写真を撮りたいなら、真ん中の席にいるより、端っこに寄った方が多くのコムローイを写すことができる。またできるだけ広角の撮影がいい。撮影は高い位置からの方がいいのか、それとも低い位置から煽るか悩むところ。
コムローイを飛ばすなら、一斉打ち上げの写真を撮り終えてから
一人2コのコムローイが配られたとは言え、複数人で1つのコムローイを飛ばしているとすべてのコムローイを飛ばし終わるまでにそれなりに時間がかかる。つまり、一斉打ち上げの後も、結構コムローイを飛ばしているので、早く飛ばさなくちゃ、と焦る必要がない。
コムローイの打ち上げ風景を撮っても結果、同じような写真が量産されるだけ
きれい~!幻想的~、と言って、コムローイの写真をたくさん撮っても、結局同じような写真ばかりが量産されるだけなので、適当なところでキリをつけて、自分自身でコムローイを飛ばしたり、コムローイを飛ばそうとしている人たちの笑顔を撮ったほうが面白い。