チャイティーヨから ヤンゴン に戻って来ました。夕暮れの街を散歩。
袈裟を着たミャンマーのお坊さんに「日本人か?」と声をかけられました。
「はい、そうです」って答えると、
「ヤンゴンでリクライニングブッダは見たか?ナニ?見てない?じゃ、近くだから今から一緒に行こう。ブッダがきれいでみんなびっくりするから」
と誘われました。。。。。
マジっすか?今日チャイティーヨから帰ってきたばかりで疲れているから、今から宿に帰ってちょっとゆっくりしようかと思っていたのに。。。。。
若いお付きの方も一緒なんだけど、ここはヤンゴン。
いきなり知らない人に声をかけられたら、一応警戒するのが基本。
「いや、リクライニングブッダは次回来たときに行こうと思っているんです。ヨメも風邪気味で調子悪そうなのでこれから宿に帰ってゆっくりしようと・・・」
と言ってみましたが、「絶対美しいから!」と言いながらかばんをつかまれてタクシーに乗せられてしまいました。
いやはや・・・・。
車内で話を聞くと、お坊さんはマンダレーで6つほど僧院の院長を務めているとても偉いお坊さんのよう。
お付きの方が「この方はスーリヤ(太陽)・グル(尊師)なんですよ」と言っていたので本当であれば、相当高位のお坊さんなんでしょうね。
でもまだ何となく信じられないけどーーーー。
あとからお茶でも出してきて「これ、飲みなさい」とか言わないでくれよな~。
と10分少々で寺院(チャウッターヂー・寺院: Chaukhtatgyi pagoda)に到着し、リクライニングブッダに案内されました。
スーリヤ・グルが、
「だから言ったでしょ。連れてくるとみんな『美しい』ってびっくりするんだよ」
って言ってました。
リクライニング・ブッダの周りを1周したあと、この寺院の周囲にある僧院を案内してくれました。
この僧院の院長と思しき方のところにも案内してくれたうえ、親しげに話しをしていたので、案外、本当にスーリヤ・グルなのかも・・・・。
最後にリクライニング・ブッダのところにもどってきて、写真を撮って、お互いe-mailアドレスを交換して(スーリヤ・グルもメールを使っているようです)、お布施をして帰ってきました。
「今度ミャンマーに来るときは、一緒に僧院でご飯を食べましょう。だけど午前中に1回しか食べられないけどね」
って、スーリヤ・グルに誘われました。
う~ん、グルから直接お食事誘われるというのは大変光栄なことだけど・・・・・、1日1回、しかも肉なしか・・・・(涙)
次回ミャンマーに行くことがあって、スーリヤ・グルに「ミャンマーに行きます」って言ったら、まず間違いなく僧院に招待されるだろうけど、1日1回の食事は遠慮したいかも。
しかも、あの押しの強さ。まず間違いなく断れないんだろうな(笑)
ミャンマー最後の夜、ちょっとびっくりな出会いでしたが、とても楽しく過ごすことができました。
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