今日は夏のイベント第一弾。上野 JAZZ INN‘ 08。
いつものように開場1時間前(いや、正確には、1時間10分前?)に水上音楽堂に到着したら、いつもよりも客待ちの列・・・・・。やっぱり出演者で集まり具合にかなり差があるようですね。
今年の出演者
- 浅草JAZZコンテスト・グランプリグループセッション
- 村田浩(Tp)、守屋純子(Pf)、高橋徹(Ds)、高瀬裕(B)
- 見砂和照と東京キューバンボーイズ
- 寺井尚子+古野光昭スペシャル・カルテット
寺井尚子(Vln)、古野光昭(B)、佐山雅弘(Pf)、川嶋哲郎(Sax)、中沢剛(Ds)
去年トリを飾った守屋純子さんが今年は2番目。寺井尚子+古野光昭は7年くらい前もここでトリをやっていたっけ。
今年は去年ほど日差しがあまり強くないけど、でも蒸し暑い・・・・。
・・・・・1~3は省略。
とまあ、19時頃から、トリの寺井尚子+古野光昭スペシャル・カルテットが開始。
(つまり、これが目当てだったのね。)
う~ん、だけどノリがいまいち・・・・。
このライブ、最初からそうだったけど、スピーカーから出る音がおとなしすぎ。
ステージ上は音が回っているようだけど、
客席には届いていないんですケド・・・・。
会場の一番後ろにいたにもかかわらず、生音が聴こえてくるし。
最後にSpain(Chick Corea)が始まると、会場は大盛り上がりすることはしたけど・・・・、それは観客が本当に心から盛り上がったわけではなく、みんなが知っている曲だから?
ソロ回しの拍手に至っては、観客の心からの盛り上がりでなく、一生懸命演奏しているミュージシャンに失礼にならないように義理でしているような・・・・。
なんだかなぁ・・・・・。
そして、Spainが終わった後、アンコールを期待してさらに盛り上がる会場の拍手。
その手拍子をさえぎるかのように、「会場の利用時間の都合でアンコールはできないんです、ゴメンナサイ」とアナウンスされたとたん、スタスタ帰る観客。
そりゃー「会場の都合だ」と言われればあきらめざるを得ないけどさ、
切り替えが早い、紳士的で物わかりがいい客が多かった?
熱気で包まれた観客を一言でクールダウンさせて、スタスタ帰すほどMCがスバラシイ?
ま、余韻も残らないほど、最後まで会場が温まらなかったということなんじゃないの?
せっかくの野外コンサートなんだし、来年はもう少し客席の音の作り方、考えて欲しいよなー。
こんなんじゃ、SwingとかSweet Basilで聴くほうがよかったよー。
夜の不忍池