今回ミャンマーを旅行している間、バスの中でミャンマーポップスをよく聴きましたが、聴いてて思ったのは、とにかく日本人の耳になじみやすいということでした。
なんでだろ?
特徴としては、まず洋楽ポップスのコピーが多いこと。
(耳になじみやすいのは当り前か・・・)
自分がバスの中で聴いた限りでも、Celine Dionや、Bon Jovi、などなど、かなり洋楽ヒット曲がミャンマー語で歌われていて、それが結構骨太ロックな感じでアレンジされていました。
Phyu Phyu Kyaw Thein – Zat Sayar Aloe
日本では爽やか系で流行った Air Supply の Making Love Out Of Nothing At All がこんな火を噴くような情熱的な曲に(笑)
・・・って、著作権をちゃんと払ってないんでしょうね。ま、Air Supplyもミャンマーで歌われていることなんて知らんだろうし 💦
また、反対に軽いノリのヒップホップが若い子に人気があるようです。ズボンをちょっと下ろしたり、キャップを斜めにかぶるといったファッションを含めて。
が・・・、自分は好きでもなんでもないので、どうでもいいジャンルですね。
あとはアイドル。
Rebecca win – Goodbye
アイドルチックな歌も歌ってますが、まあ、こんな感じ。
あれ?これもコピーかな?なんかサビの部分は聞き覚えがあるような・・・?
ま、日本のアイドルよりも歌唱力はありそうですね。
で、今回、ミャンマーで聴いた曲で一番気に入った曲ですが、
Lay Phyu – Till The End Of Journey
最初に見たとき、芸人のホンコンかと・・・。(髪型とか、おでこの広がり具合とか←爆)
なかなかどうして、しっかりとした歌を聴かせてくれます。
日本語の歌詞のせて日本人が歌ったら、それこそ日本でも十分ヒットしそうな感じ。
Lay PhyuはさらにIron Crossという骨太ロックバンドに参加しているようで、この曲でアコギを弾いているのはIron Crossのギタリスト、Chit San Maung(←こちらもかなりスゴそうです)
後日、ヤンゴンの露店CD屋で聞いたら、Lay Phyuはミャンマーで一番人気があるよ、って言ってたけど、日本に帰ってYou Tubeで探したら、確かに多くの曲がアップされていて、人気の程が伺えます。
それにしても、タイポップスは馴染むのにちょい時間がかかるのに、タイのお隣の国の曲はどうしてこんなに馴染みやすいんだろう?
自国の元からある音楽文化と融合する過程を経ないで、いきなり洋楽ポップスからダイレクトに影響を受けちゃったんだろうな~。
いずれにせよ、次回ミャンマーに行った際は、ミャンマーポップスのCD(正規版)を買い漁りそうです。
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