昨日は沼田市の花火大会でした。
沼田市の花火大会は、1万発以上、9万人も集まる、この地域ではかなり大きい花火大会。
しかも河川敷のグラウンドから打ちあがる=近くに民家など無いので大きな花火も期待できそうです。
ということで、前の週にロケハン。
まず考えてみたのは、高台から沼田の旧市街(駅周辺)を含めて花火が映せそうな感じ。
ただし、打ち上げ場所から1.7kmも離れているのが心配。
いわきの花火大会では1.5km離れていても尺玉がボンボン上がるので、35mmのレンズを縦にしてちょど良かったけど、沼田の花火の大きさってどのくらいなんだろう?
70-200mm使ってこんなイメージ?
まあ、これでも悪くないかな。
沼田に住んでいる会社の同僚に沼田の花火、
①利根川の西側に位置する高台になっているエリア
②会場の南、薄根川の川沿いの歩道
③会場の東、田んぼが広がるエリア
の3つの案で相談してみると、③なら家も低いしから見やすいのでは?とのこと。
う~ん、どれだけ混雑するのかわからないけど、確かに田んぼならそれほど混まないかも。
田んぼエリアの近くに、成孝院というお寺が花火大会の駐車場の1つとして指定されていたので、そこに車を停めて田んぼをロケハンしながら撮影場所を選ぶことにしました。
が、当日。片品村は雨。
天気予報によると、沼田は14時には雨が止みそうだけど、大丈夫かな~?
まあ、行くだけ行ってみよう、と15時ごろ出発。
確かに雨は止んでるみたいだけど、雲が低く立ち込めていて、う~ん、花火大丈夫なんだろうか。
16時過ぎに成孝院に到着すると、結構駐車場はいっぱいで、こんなに離れている駐車場でも混むのだから、これ以降に来る車は、駐車場探しでウロウロしなければならない感じ。
とりあえずみんなと同じ方向に向かって歩いていると、四釜川の堤防(歩道?)が良さげそう。
問題はこの低い雲とジメジメした湿気。
最終的には打ち上げ場所から500~600mくらい離れた場所で花火をみることにしました。
ちなみに、周りには花火を待ち構えている人は誰もいません。
まあ、見る場所はたくさんあるもんね。
心配ごとは雨と湿度と風向き。
スーパーで買ったおにぎりを食べながら花火を待つことにしました。
ということで打ち上げ開始。
打ち上げ開始したとたん、わかっちゃいるけどがっかり。
ほとんど風が無い&湿度も高いおかげで花火が見えないじゃん!
それでもすこ~しずつ、風が東に移動するので、たぶん、利根川の西側の河川敷からあげているだろう、大きな花火はなんとか撮影できたり。
だけど、小さい仕掛け花火はグラウンドの正面(オレンジの煙の左下)なので、グラウンドにいる観客は煙でほとんど見えないかも。
バンバン花火が上がると煙で見えなくなり、5分~10分のインタバールを置いて(煙が多少流れて)また上がる、というパターンの繰り返し。
撮影はそういったインターバル直後の花火くらいしか絵になりませんでした。
で、編隊ドローン。
最近はこういったコラボレーションしているのね。
グラウンド側の花火がバンバン上がった後、利根川河川敷から上がる大きな花火。
ドローンの鳩が少しずつ動いていました。
ムービーならOKだけど写真となると、、、ちょっと邪魔かも。
というより、グラウンドで花火見ている観客はもとより、グラウンドの東、沼田の高台の新市街方面から鑑賞している人たちも煙で覆われて見えないんだろうな~。
エンディングはムービーで
というより、これがエンディングというのは30分くらい経ってから知ったよ。
というのも、インターバルを取って打ち上げを繰り返していたので、次の打ち上げまだかな、まだかな~って待っていたら、会場方面から離れる車が多くなり、あれ?もう終わりなの?って調べてみたら、19時から始まって19時45分で終了。
あれ?1万発のボリュームも無かったような。
まあいいけど。
ということで帰路につきました。
今回の沼田の花火、たまたま選んだポジションが結果、正面より花火が見えたわけだけど、花火撮影には相当過酷な環境でした。
気象庁の沼田のデータを見ると、降水量は0mmだけど、湿度は100%。風も1mちょっと。
1分かけて60m移動するだけなので、そりゃ煙が滞留するわけだ。
ちなみにライブ配信がありました。
やっぱりグラウンド正面からの撮影は、さらに厳しい感じがよくわかりました。
今年は足立の花火大会も中止だったし、沼田の花火もこんな感じで残念。
来年に期待です。