ベトナム2日目。フエにいます。
フエはベトナム中部に位置し、グエン王朝として1945年まで王宮があった古都。
この時期、雨が続く肌寒い季節なので、ちょっと外国人観光客が少ない感じ。
宿はCentury riverside hotel Hue
年代を感じさせるホテルだけど、新市街(繁華街)にあるので便利。
かつフォーン川(Perfume River)沿いで景色もいい感じ。(曇天だけど)
この日はほぼノープランで、雨が降らなかったらフエの王宮に行ってみようか(歩いて行けそうだし)、くらいの感じだったけど、朝食を食べたら雨が上がったので、とりあえず観光に出かけることにしました。
王宮に歩いて向かっている途中、ボートの客引きに誘われて乗ることに。
連れていかれた先はティエンムー(天姥)寺院 / Chùa Thiên Mụ
ボートから降りた途端、お~っ、シャッターチャンス!
カンボジアでも見かけたけど、民族衣装を着て写真を撮るのはベトナムでも流行っているのね。
まあ、年齢層は高いのは置いといて、これは幸先がいいぞ。
この寺院の建立は1601年とのことなので、徳川家康の時代。
そんな時代からこんな立派な寺院だったの?って思ったら、八角形で七層を持つトゥニャン塔は1845年に建立されたようです。
それでもフエで代表的な寺院のようで、たくさんの観光客と参拝客がお参りに来てました。
境内をうろうろしていると、ガイドブックに載っている車が。
おお~、前にガイドブックでサラッと読んだけど、この寺院だったのね。
wikiによると
ティック・クアン・ドック(ベトナム語:Thích Quảng Đức / 釋廣德 Thich Quang Duc.ogg 、1897年 – 1963年6月11日)は、ベトナムの僧侶。
ドックは1963年6月11日、当時の南ベトナムのゴ・ディン・ジエム政権が行っていた仏教徒に対する高圧的な政策に抗議するため、サイゴン(現・ホーチミン市)のカンボジア大使館前で自らガソリンをかぶって焼身供養した。
ドックは支援者たちが拝跪する中、燃え上がる炎の中でも蓮華坐を続け、絶命するまでその姿を崩さなかった。その衝撃的な姿がカメラを通じて世界中に放映され、ベトナム国内だけでなく国際世論に大きな影響を与えることとなった。
有名な写真なので以前、見たことがあるけど、そのDoc師がカンボジア大使館まで乗ってきた車がAustin A95 Westminster。
ティエンムー寺院に展示されているので、多くの人は「ティエンムー寺院のティック・クアン・ドック僧侶がフエからサイゴンまで乗りつけた車」と思っているようでだけど、どうやらティック・クアン・ドック僧侶はサイゴンのアン・クアン寺(Chùa Ấn Quang)の僧侶で、焼身自殺後、親交のあったフエのティエンムー寺院に寄贈され、展示されたようです。
さて、次は王宮に行ってみよう。