時々チーズ専門店でブルーチーズを買いに行くけど、だいたい買うのはゴルゴンゾーラ。
お店にもいろんなブルーチーズが並んでいるけど、実際、ブルーチーズってどんな種類があるの?ってちょっとWebを調べてみると、世界三大ブルーチーズと呼ばれているものがあり、
- ゴルゴンゾーラ イタリア 牛乳
- ロックフォール フランス 羊乳
- スティルトン イギリス 牛乳
お店で一番安く買えるのはゴルゴンゾーラ、その次にスティルトン、ロックフォールはちょっと高い。
なので、ゴルゴンゾーラばかり買っちゃうのかな?
ちなみにゴルゴンゾーラで青カビが多く辛味の強いものはピカンテ(piccante, 「辛い」の意)、クリーミーでほんのりとミルクの甘味の残っているものがドルチェ(dolce, 「穏やか」「甘い」の意)。ま、確かにそうだね。
ついでにチーズ名の後ろに書いてあるDOPやAOCって何って調べてみると、
AOC(Appellation d’Origine Controlee)は、伝統的な製法で作られた質の高い食料品を広く一般の消費者に知ってもらうために作られたフランスの品質保証制度で、フランスの農業製品、ワイン、チーズ、バターなどに対して与えられる認証
DOC(Denominazione di Origine Protetta)はイタリアにおける原産地名称保護制度。
ほうほう、なるほど。書いてあるヤツはお墨付きってことなのね。
ま、今後はスティルトンやロックフォールも手を伸ばしてみよう。
ちなみにロックフォールは「羊飼いが洞窟に置き忘れたチーズに青カビが生えたのが始まり」と伝えられるフランス最古のチーズだそうで、現在もフランス南部のロックフォール・シュル・スルゾン村にある天然の洞窟を利用した熟成窟で行うことが規定されており、その洞窟で熟成されたもの以外はロックフォールを名乗ることはできないとのこと。
ということで北千住のチーズ専門店でロックフォールを買おうと思ったら、なんと箱入りの高そうなロックフォールを発見!
Gabriel Coulet La Petite Cave (ガブリエル・クーレ、プティットカーヴ)
300gで税込み5,400円!100gあたり1,800円。お高い!
家に帰ってどんなチーズだか調べてみると、
半分にカットした際に青かびが多く外皮近くまで均一に広がったものだけをプティットカーヴとして出荷するプライヴェートリザーヴ的な商品。6か月熟成。
2004、2005年とパリで開かれた農業コンクールの他、ルクセンブルグで開かれたヨーロッパコンテストなど数々のコンクールで金賞を受賞。
また、ガブリエル・クーレ社は1872年創業、フランスに7つあるロックホールメーカーのうち4番目に大きいロックホールの作り手で、20年以上エリゼ宮の正式なロックホールサプライヤーで、大きなグループ会社に属さず家族経営で5世代にわたりロックホールを作り続けています。
とのこと。
なるほど、ロックフォールを作れるのは数少ない会社だけなのね。
実際に食べてみると、ゴルゴンゾーラよりも塩分量が多い分塩辛く、さらに羊乳のせいかクセがあって濃厚な感じ。しかも臭い(笑)
なるほどー、これはハマるわ。
ということで、他にどんなロックフォールメーカーがあるのか調べてみると、Vernières Frères(ヴェルニエール・フレール)やCarles(カルル)のロックフォールが日本でも手に入りそう。
その中でとりわけ気になったのが、蝶のロゴが印象的なPapillon(パピヨン)のPremium。
このPremiumも普段から売られているわけではなく、限定品。
毎回、蝶の絵柄の缶に入っているようです。
出たら買いたい~!!
年末近くなったころ、Premiumが販売されたのでお買い上げ!
300g で税込み8,424円 100gあたり2,808円!まるで高級牛肉のような単価!
ま、しょっぱいので、一気に消費するもんでもないからいいか。
残念だったのは、缶ではなくて紙の箱だったこと。
このPremiumの説明では、
原料のミルクからこだわり、通常のロックフォールのサイズより大きく作られます。そして、270日間という長い月日(通常は150日間)をかけて丁寧に熟成させます。そして、ブルーチーズの最も美味しいとされる中心部のみを贅沢に切り出したのが、この“プレミアム”です。
熟成が長い分、通常のロックフォールに比べ、驚くほどまろやかな味わいです。濃厚なミルクの旨みと、長く続く青カビの余韻はまさに絶品!美食家も唸る、究極のロックフォールです。
生産時期、生産数がごく限られており、更に特別なギフトパッケージということからコレクターもいるほど。ブルーチーズがお好きな方に是非試していただきたいロックフォールです。
とのこと。
ちょっとカビが足りない気もするけれど、、、見えないだけかな?
味はプティットカーヴと比較してねっとりしている感じ。いわゆる「まろやかな味わい」ということなのか?
モノの違いは判った感じがするけど、、、値段の違いについては、まあ、食通でもなんでもない自分にはよくわからないや。
普段はゴルゴンゾーラやミセラで十分なので、また次の冬頃になったら買ってみよう。