朝6時ごろ、まだ暗いなかメーソートに到着しました。
バスターミナルからソンテウで国境まで移動。
もう国境は開いているのかな?
暗いからわからないけど、開くのを待っているような人たちがたくさんいたので、我が家も明るくなるまで待ってから国境越え。
メーソート側のオフィスで出国手続き
モエイ川が国境になっているけど、よく見ると、それぞれ川岸に人が歩いている形跡が。
ま、日常的に行き来している人がいるんだろうな~。
川を渡ってミャンマー側に来たとたん、アスファルトがガタガタ。国力の差か。
ミャンマー側で入国の手続きを行い、無事カレン州ミャワディに到着しました。
さて、ここからカレン州の州都、パアンを目指すことになるのですが、4~5年前にバンコク~ヤンゴンの直行バスが開通したときは、ヤンゴン行き、バンコク行きが交互に1日づつ走っていたけど、その理由はミャワディからコートレイを抜けてパアンに行く道路がめちゃめちゃ細くて危険で、1日ずつ走る方向が決まっていたからだったようですが、現在は双方向で通行可能。
つまり、道路の整備が着々と進んでいる、ということのようです。
もう少し詳しく言うと、2012年1月にパアン(のHotel Zwekabin)でミャンマー政府とカレン民族同盟(KNU)との間で、60年以上に渡った内戦の停戦が合意されたことにより、政府のカレン州への投資が増えている、ということなんだろうなー。(特にタイからアクセスを整備することで、タイ側からの観光誘致、輸送面での経済促進が期待できるから)
ただ、これまで民族独立を目指していたカレン族にとって、政府(ビルマ族中心)の影響力が強くなるわけで、実際どうなんだろう?
乗り合いタクシーでミャワディを朝7時半ごろ出発し、12時過ぎにパアンに到着しました。
(パアンでは他のツーリストの宿の案内をしてあげました)
パアンは3年前に来た時よりもさらに観光地っぽさが増している感じでびっくり。
去年行ったラカイン州はこの数年ほとんど変化が感じられないのに、この差はいったい何?
ミャンマー政府に抵抗しているアラカン族とミャンマー政府と手を組んだカレン族では、こうもインフラ・観光投資が違うものか、と驚きました。
さて、宿に到着し一息ついているとヨメが「Sek Losoがパアンにくるっぽいね」と。
なんでSek Losoがパアンに?何かの間違いじゃないの?ってヨメが乗り合いタクシーの中から撮った写真を見せてもらうと、
しかも24日と25日にパアンで。
っちゅーか、Losoがでかでかと看板を割いているけど、本当に大事なのは、Sai SaiとかBunny Phyoe、Ni Ni Khin Zaw、He’ Layなどのミャンマーの歌手なんじゃね?
こりゃ大変だ。
フロントでこの写真を見せて、どこでやるのか、どこでチケット買えるのか、いくらなのか聞いてみると、町中で5000kyatで買えるよ~、とのこと。
さっそく、スマホのSimカードを調達しにケータイ屋に行ったついでにチケットをゲットしてきました。
こりゃ、幸先がいいぞ、パアン。
宿の隣はカレンの民族衣装を扱うお店。
26日がカレンのお正月なので、お店がにぎわっていました。
我が家も26日には民族衣装を着てお正月に出かけよう~ということでお店でコーディネートしてもらいました。
夕食は宿のスタッフから「サルウィン川のほとりでナイトマーケットやっているからそこに食べに行くといいよ」ということで行ってみると、
いや~、なかなかいいんじゃね?
っちゅーか、3年前には想像もつかなかったけど、どんどん観光客(ミャンマー人、外国人問わず)が訪れやすくなっています。
パアンで過ごす間、毎日夜はここで十分でしょ。
ということで、23日から30日まで、ゆっくりパアンで過ごします。