いつもこの週末は隅田川の花火大会だけど、ヨメから「喜多郎さんが大町で奉納太鼓に来るんだけど、時間があったら喜多郎さんとお話しできるから見に行こうよ~。」と誘われてこの週末は大町へ。
屋外で朝まで太鼓をたたき続けるってすごいけど、この週末は雨が降ったり止んだり。
太鼓が濡れてしまうかもしれないのに大丈夫なのかな~?
夕食を食べてから会場に行くと、ちょうど喜多郎さんたちの演奏が始まるところでした。
雨よけのブルーシートの下に大小さまざまな太鼓が並んでいて、みんなが想い想いに敲いています。
なるほどー、近隣の太鼓の団体さんやこのイベントに来た人が自由に太鼓を敲くことができるのね。
それで朝までずーっと敲き続けるのかーーーー。
喜多郎さんのお母さん(90歳)も愛知から来てと一緒に太鼓をたたいていました。
それにしても、キャンドルの明かり&被写体は絶えず体が動いているため、AFは全く使い物にならず、MFにしても暗くてフォーカスを合わせるの難しいったりゃありゃしない。
まあ、なんとか撮れたのもあるけど。
太鼓の音は、う~ん、皆の息がぴったり合った時は、かなり気持ちいいんだろうな~。
太鼓の愛好者に混ざってフツーの人も一緒に叩いている分、かなりバラバラ。
目を閉じて耳を澄ますと、タイミングが遅れながら敲いているのがわかるもんだな。
っちゅーか、周りの音と自分の敲くリズムに集中すると、ある意味、無の境地になるのかも。
それが太鼓の魅力?
1時間くらいたった後、喜多郎さんがちょっと休憩していたので、ヨメと一緒に喜多郎さんとお話ししてきました。
「太鼓をを敲いてトランス状態になれるいいチャンスなんだから、もっとみんな参加するべきだよ。まあ、それでもその先が見えるのは本当に稀だけど」って。
う~ん、第一人者の言葉って何か超越しています。
過去にはシリキット王妃の還暦祝賀行事やマレーシアの建国50周年の祝賀行事でも演奏したり(スゲー!)、今はVangelisやJean-Michel Jarreなど早々たる面々と活動している(スゲー!)、とのことでしたが、、、自分たちの隣でこんなに気さくにお話ししてくれるおっさんが、世界的に評価されている喜多郎さんって、、、
う~ん、やっぱり何か超越してるんでしょうね。
気が付いたら12時過ぎ。かれこれ2時間以上、喜多郎さんとお話しして過ごしていました。
喜多郎さんも太鼓を敲きに戻る感じだったので、我が家は家に帰りました。
喜多郎さん、どうもありがとうございました。
さて、家に帰ってどんなイベントなの?と調べてみると「山中で夜通し和太鼓を打ち鳴らし、山への感謝を表すイベント」とのこと。
喜多郎さんは「もともとは富士山の5合目でご来光を見ながら朝を迎えていたんだけど、震災を機に場所を移すことになった」と話していましたが、また富士山で太鼓が敲けるようになるといいですね。