今日は、我が家に遊びに来た姪っ子を連れて、写真家の亀山さんが理事を務めているNPO「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」の活動報告会に行ってきました。
一般的にNPOとは、医療専門、農業の普及活動専門など、分野に特化したものだと思っていたので、医療と農業という、ベクトルの違う活動を1つのNPOで行っている、ということにいまいちピンときていませんでした。
が、会を代表する名知さんの話を聞くと、
「医療と保健衛生指導、菜園(栄養不良の改善)の3つ要素がうまく回って初めて人々の健康が改善する」という考えのもと活動を行っているとのこと。
なるほどね~。
それはそれで、このNGOの会にしか実現できない強みなんだろうな~。
と思う一方、後半、出席者から「ITを使えば、保健指導などは現地にスタッフが赴かなくても可能になるのでは?」という質問があったけど、その答えは「電源が供給できない村もあるので」とのことだったのには、ちょっと残念に感じました。
え~?ミャンマーの田舎の村に行くと、地面に太陽光パネルを置いている家を見かけることがあるけれど、あれはその家の個人が買ったもの?あるいはNGOが設置したもの?
どちらにせよ、太陽光パネルを供給しているNGOとかすぐ見つかるような気がするのに、なぜそこで一緒に組む、という発想にならないのかなー?お互い、ウイン・ウインの関係になりそうな気がするけど。
そういうのって、難しいものなのかな~?
まあ、組織が巨大化すると細かなケアができなくなるとか、自分の思うように動けなくなる、という弊害もあるかもしれないけれど、原資を効率的に使える、とか、違う分野が協力しあうことでのシナジー効果も期待できる気がするのは自分だけか。
我が家が毎年ミャンマーに行くようになって9年。
友人が活躍しているNPOはこれからも応援するけど、我が家は我が家のやり方でミャンマーと関わっていきそうです。