今日はShweさんの車でバゴーにあるPan Pyo Latt Monasteryへ。
バゴーはチャイティーヨへ行くのに毎回通っているけど、実際に観光したのは8年ぶり。
赤土と土埃がひどくて喉が痛くなった思い出があるけど、、、、今回も先が思いやられるな。
Pan Pyo Latt MonasteryはShweさんがこの夏、1週間だけ出家したところ。
+Shweさんが毎月お布施に来ている場所でもあるようです。
ここはかなり大きな施設らしく、見学者のためのレクチャールームや食堂まであったりします。
外国人もたびたび訪れるのか、”wifi spot here”みたいなエリアもあったり。
頂いたパンフレットによると、僧院の他に教育(学校)、無償医療の提供から手に職をつけるための支援など、地域の貧しい住民のために幅広いサービスを提供しているようです。
まずは、朝ごはん。
Shweさんはともかく、ただちょっと見学に来ただけの我が家にも振る舞ってくれるのは、ちょっと心苦しかったり。。。
モヒンガーは疲れた胃にはちょっと重たかったけど、てんぷらはさっぱりしていてちょっと美味しかった。
この僧院で仕えているおばちゃんからは「ここに泊まるのも食べるのもすべて無料だから、ぜひ遊びに来てね」って。
食後はShweさんのお布施に同席。
お布施のあとは、monastic schoolを見せてもらいました。
小~中学くらいまで全部で10学年くらい。学年ごとに分かれた教室で、みんなまじめにお勉強。
子供たちはみんな緑色のロンジーやズボンを履いているので、制服が配られている、ってことかな?
比較的ヤンゴンに近くて人も多いバゴーと、田舎の村のミャウーではやっぱりお布施の額も違うから、こういった差が出るよな~。
この日は近隣のNGOか大学の研究グループらしき団体が、お昼のアイスクリームと食後のおやつを差し入れしてました。
ミャンマーってどのくらい貧富の差があるんだろ?
富める者が貧しい者に対し富を再分配する社会と、貧富の差が無い社会、どちらがいいんだろうか?
もちろん、仏教の教えに対しとても敬虔、という国民性もあるんだろうけど、ミャンマーの食料自給率が100%を超えているからこそ、富を得ている者が必要以上に貯め込まずに済んでいる部分もあるんだろうなー。
いずれにせよ、お布施のおかげで貧しい者が救われているのがミャンマーの現実。
これから民主化が進むと、さらに貧富の差はどうなっていくんだろう?
毎年、ミャンマーに旅行できる我が家はこの国では間違いなく富裕層に当たるし、貧しくて学校に行けない子供たちのために、地域の住民やNGOなどが寄付でmonastic schoolの運営をサポートしているのを目の当たりにしたからには、我が家もできる範囲でお布施しようと思ったし、今後もミャンマーと関わっていく限りは続けていくんだろうなー。
ま、答えなんか見つけられないけど、ちょっと考えさせられるバゴーでした。
ヤンゴンに帰って、シュエダゴンパゴダにお参り。
今回も充実したミャンマー旅行ができました。いや、充実しすぎて、次回はこれほど充実することは無いだろうと思うくらい、毎日が充実した旅でした。
最近、外国人ツーリストが多くなったせいか、白人パックツーリストたちが、ロンジー履いて境内をウロウロしていたけど、ロンジーのはきかた、まだまだだな(笑)
最後の夜、宿で何気にテレビをつけたら、去年、パアンのバス停で会ったSaw Luluくんが若者たちに人気のある音楽番組で歌を歌うようになっていた。
FBで彼の活躍を知っていたけど、生テレビで初めて見たよ!
さて、今回もミャンマーの旅行は終了。
明日、バンコクに向かいます。
早くうまいメシ、食いてーーー!