ミャンマー2日目。
午後の飛行機でラカイン州の州都、シットウェへ。
ヤンゴンの国内便ターミナルは、今までとは違う場所に代わっていた。
なんだかクラシカルな感じのフロア。
今のターミナルができる前の国際線ロビーかな?
っちゅーか、さらに新しい空港ターミナルが建設中のため、移転を余儀なくされたのね。
Air Baganで飛行機を予約していたけれど、どうやらAir Baganはこの7月にヤンゴン空港でオーバーラン事故を起こした以降、運行キャンセルになったりすることが頻発しており、この日もキャンセル。
代わりに確保したのは午後発のAir KBZの飛行機だったけど、Thandweでガパリの乗客が降りたら、機内にいるのは10名程度。
ありー、旅行直前、Sittweの宿は当日飛込みでもヨユーで予約できると思ってたにも関わらず、Agodaでは全て満室だったので、慌てて旅行代理店経由で部屋を確保してもらったけど、この飛行機のガラガラ感は何?
シットウェやミャウーは人気があって、宿が満室なんじゃなかったっけ?
シットウェは2012年以来、仏教徒とイスラム教徒(ロヒンギャ)との深刻な対立が続いており、14万人にのぼるイスラム教徒が家を追われ難民キャンプ生活を余儀なくされています。
また、2014年にはロヒンギャ寄りと見られた海外のNGOが仏教徒の怒りを買って暴動に発展したり、2015年にタイ政府が海上の人身売買ルートの取り締まりを強化すると、行き場を失ったロヒンギャの難民船がクローズアップされ、国際問題化されたりも。
こういった影響のせいで、やっぱりシットウェを訪れる外国人は少なくなっているみたい。
いろいろと問題があるエリアだけど、人はいいし、こじんまりとしていい町なんだけどなー。
いずれにせよ、この乗客数と宿の満室はどういう関係なんだろ?
空港で顔なじみの客引きがいたので、ミャウーまでのチャーターの値段を聞いてみると、25ドル。
おっ、なじみ客料金?たまにはいいことしてくれるじゃん、と思ったら、片道料金。
これまでずーっと往復30ドルだったのに、片道25ドルは高すぎない?
それじゃ、パブリックボートで行くよ。
彼が言うには「明日から日曜までラカイン州で大きな仏教行事があり、ボートが混雑している」ってことだけど、なんとかなるでしょ。
ところが、この春に新しくできたホテルにチェックインし、フロントで明日のパブリックボート(片道10ドル)を依頼したものの、定員で売り切れ。
どうやらSittweはそのお祭りに行くミャンマー人が押し寄せており、宿、ボートともミャンマー人が既に予約で埋まってしまっているようです。
なるほどー。
同じように明日のボートが用意できないツーリストが2組4名がフロントで困っており、結局、自分が馴染みの客引きに連絡し、明日一人25ドルでチャーターすることになりました。
25ドルは高すぎだけど、背に腹は変えられまい。
ま、客引きは思わぬ臨時収入があって喜んでいることでしょう。メリークリスマス。
さて、これで明日のミャウー行きの足も確保できたし、あとは馴染みの喫茶店に行くだけ。
シットウェの夕方の大通りは帰途につくバイクが行き交っており、いつもと変わらず。
まあ、変わったといえば、煌々と明かりに照らされたケータイのショップが増えたって感じかな?
いつもの喫茶店に到着すると、お店がLEDか何かのショップに変わっており、もしかして彼女いなくなっちゃったかも!って、一瞬落胆しましたが、奥から彼女が現れ、突然の我が家の訪問にびっくり&喜んでくれました。
よく見ると、ゆったりした洋服の下でお腹がひょっこり。
もしかして赤ちゃん?
お茶をいただきながら、久しぶりの再会を喜びました。
この後の旅のスケジュールを聞かれたので、明日からミャウーに行って、日曜日にシットウェに戻ってくることを伝えると、
「明後日、彼がマンダレーから戻ってくるの。彼を紹介したいから、今度の日曜日の夕食、ウチに食べに来て」
と夕食のお誘いを受けました。
本当に!?喜んで!
ミャンマーの地方のごくごく一般家庭の夕食に招待される、ということは、彼女は我が家のことを本当の友人のように思ってくれていることの証だろうし、我が家にとっても、実際にミャンマー人と同じ生活目線で食事ができるということは、外食に誘われるより、最大級のおもてなしを受けているに等しく感じます。
こんなに嬉しいお誘い、初めてだよ。
今から日曜日が楽しみです。
どんな料理なのかちょっとドキドキだけど。
夜は2年前、ミャウーから帰って来た夜に食べそこねたお店、Gisspanadiでfried fish fingers。
2年前とお店の場所が変わっていたので一瞬焦ったけど、fried fish fingersとエビとヤングコーンのオイスターソース炒め、野菜スープをいただきました。
どうやらポークソテーも美味しいらしいけど、ミャンマーでは量を控えめにしなくちゃね。
River Valley(RV)レストラン。毎回Sittweに来るたびにお店が大きくなっているみたいです。
ま、今回は行かないだろうけどね。
今回は新しくできた宿、Hotel Memoryで1泊。
きれいな宿だったけど、、、、1階のロビーの奥にある部屋をあてがわれたけど、、、Agodaに載っていた部屋の写真の様子とだいぶ違うのはなぜ?
部屋はアイボリーを基調とした感じだったけど、真っ白!
スタンダードルームを予約していたけど、かなり広い。だけど窓はなし。
もしかしたら満室で、もともとスタッフなどが住む部屋(もしくは予定していた部屋)を客室に変更したのかも。
ま、きれいだったけどね。