朝、6時にチェックアウトしヘーホー空港へ。
Golden Island Cottage のマネージャ―
ミャンマーの国内線は、万が一の機体不良でも代替席を確保できるよう、パガンやマンダレー、インレーと行ったメジャーな観光地へは各航空会社が一斉に同じ空港から同じ空港へ飛び立つのですが、この午前のヤンゴン行きのために、エアバガン、エアーマンダレー、ヤンゴンエア、Asian Wings、エアーKBZのすべての飛行機が一斉に降り立ちました。
ちゅーかそれだけの乗客がいるわけなので、ヘーホー空港の出発ロビーだけではお客が収まりきれず、外の敷地まで人があふれる始末。
しかもすべての飛行機が出発ロビーにお尻を向けて駐機しているものだから、埃や砂ぼこりがすごいこと。。。
さらに飛行機は自由席。搭乗のタイミングもほぼ一緒なので、もうぐちゃぐちゃでした。
ヤンゴンの国際線ロビーもそうだったけど、この国に観光客が押し寄せるようになって、ホテルを含め観光用施設のキャパが明らかに不足しつつあるようです。
こりゃ、来年も旅行するにしても大変そうだなぁ~。
昼前にヤンゴン空港に到着。
ホテルにいくタクシーを交渉(空港から中心部まで6000チャット)の過程で同じくインレーから帰ってきた日本人ツーリスト(Kくん)とシェアすることに。
車中で話を聞くと、明日バゴーに寄ってから明後日にチャイティーヨに向かうということなので、Centralのロビー到着後、バゴーやチャイティーヨでの過ごし方や移動手段など相談に乗ってあげることにしました。
この年末に向けて、出発前に2名の女性の方からチャイティーヨへの行き方などの相談を受けたし、チャイティーヨを目指す日本人ツーリストも多くなっているようですね。
さて、これから何しようかね?
まずは明後日のチャイティーヨ行きバスの確保。
ヤンゴン駅裏のバス会社へ行ってみると、明後日のバスは1時間置きに出発していて、何時でもまだ席が空いている様子。
大晦日出発ではないのでそんなに混んでないのかな?30日は麓の宿に到着しさえすればいいので、9時発のバスを予約しました。(一人8000チャット)
その後はヨメがガイドブックを見ながら「 NLD に行くと、グッズを売っているので行ってみたい」というので、タクシーでNLD本部へ。
シュエダゴンに程近い場所にNLD本部がありましたが、中を覗いても何か売っているように見えないな~。
せっかくなので、写真を撮らせてもらえないかと尋ねると、「シャシン、イイデスヨ」と日本語で答えてくれる人が。
「ワタシ、ニホンニ9ネンスンデイマシタ」と流暢に話してくれるミャンマー人は他のミャンマー人と一緒にお茶を飲んでいて、NLDのスタッフなのかも。
ついでに、「NLDのTシャツとかキーリングを買いに来たんですけど」と尋ねたら、「今日は人民公園でアウンサン・スー・チーさんの大きなフェスティバルがあるから、そこで買えるよ。今から車で送ってあげましょうか?」と。
ええ~っ!?スミマセン、本当にいいですか?(ちょっとうれしいけど)
車に乗って話を聞くと、日本語の経験を生かしてヤンゴンで不動産業を営んでいるシュエさん。
NLDの専属スタッフではなく、NLD本部のスタッフに近いサポーターとのことでした。
日本語話せる不動産屋ともなると、日本の企業の本格進出が始まって忙しいでしょう?と聞くと、まんざらでもない様子。
ほどなく人民公園に到着しましたが、想像以上に大きなお祭りで、ステージを囲んで様々なブースでアウンサン・スー・チー関連の物販や軽食を売っていて、まるで日本で行われているなんとかフェスのよう。
イベント名は “NLD Education Network Fund-Raising 2nd Anniversary”
教育関連の寄付金集めのイベントって感じでしょうか。
めでたくNLD本部のブースでキーホルダーやTシャツなどを購入。
お祭り会場をぶらぶら散歩してみましたが、若い売り子達が声をあげてお店の売り物を紹介しています。お店の子もこのにぎやかなこの会場を楽しんでいる様子。
ここにいる若い子達はみんなNLDに、ミャンマーの未来に希望を持っているんだな~とつくづく感じました。
ミャンマー人はスー・チーさんのことを親しみをこめて「お母さん」と呼ぶそうです
ステージでは夜の会場準備に追われていましたが、シュエさんによると、「昨日、このステージでお母さん(アウンサン・スー・チーさん)が作った手編みのセーターが子供たちの教育基金のためのオークションにかけられたんだけど、43,000ドルで落札したんだよ」と。
ちなみにこの夜もオークションがあって、さらに高額な落札額が期待できそうなんだ、とも言っていました。
それにしてもシュエさんの歩くスピードが早いこと。
ゆっくり見て回りたいし、ヤンゴンの若者と話をしてみたかったけど、連れてきてくれた手前、こちらからお願いできないのが残念。
フェスの会場を一回りしたあと車で宿に送ってくれましたが、「明日の夜、用事がないならヤンゴンで一番おいしいミャンマー料理店で一緒に食事しましょう。シュエダゴンパゴダは行った?まだ?じゃ、明日食事終わったら夜お参りしましょう」と誘ってくれました。
明日もお世話になっちゃ申し訳ないかな~と思いつつも、その好意に甘えさせていただくことにしました。
夕食はPARKROYALの裏手にある Aung Mingalar Shan Noodle (シャンヌードル屋)。
水餃子や空芯菜の炒め物など、お腹に優しそうなものを。
やっぱりホッとするな~。