3月11日の地震後、ピタっとカウチサーフィンのリクエストが止まりました。
そりゃそうだ。世界の人々が連日テレビから得ている日本の情報といえば、津波で壊滅した村の映像と原発の爆発ぐらいだろうから、なおさら当然のこと。
3月18日にそれぞれ
IAEA(国際原子力機関) 東京、「健康上の危険ない」
WHO(世界保健機関) 日本への渡航制限「必要なし」
ICAO(国際民間航空機関) 「日本への渡航制限はない」
など国際機関が日本(東京)を離れる必要はない(日本行きをキャンセルする必要はない)といった評価を発表しているけれど、この後も発電所の状況がどう展開するか不透明だし、そんな中、日本に行く気失せるよね。
長い道のりになりそうだけど、いずれ元の魅力を取り戻す時が来ることを願って。
ちゅーか、地震の数日前に我が家に泊まったあのポーランド人ツーリストはどうしたんだろう?
東京滞在後、京都や大阪、九州から韓国に渡って、4月初旬に東京からポーランドに帰るって言っていたけど、まだ旅を続けているのだろうか・・・?
と心配していたら、土曜日(3月19日)の夜、「明後日の飛行機でポーランドに帰ることにしたから、明日泊めてくれないか?」とメールをもらいました。
おお~、泊まっていきなよ。いろいろ心配だろうしね。
それにしても今どこにいるの?何時頃来るのかな?
日曜日は夜10時ごろ、我が家に帰ってきました。
東京から西へ向かったあとはどうしてたの?って聞いてみると、
京都で震災を知って驚いたけど、そのまま大阪や厳島神社、九州まで足を延ばしてみたものの、毎日TVで流れる情報と、ポーランドにいる親から心配する声に旅行を中断したとのこと。
彼らにしても日本のテレビはどのチャンネルを回しても地震と原発。しかも言葉わからないだろうから、かなり心細い思いをしたんだろうな。
で、今朝、福岡から新幹線で帰ってきて、新宿でご飯食べてきたようです。
新宿の人ごみ、東京はフツーに暮らしているところを見てちょっと安心したかも。
日本の最後の夜だけど、ポールとアガさんはゆっくり風呂にはいってくださいね。
自分はマチルダと遊んどくからさ~。
日本のおじさんはどうでしたか?
翌朝、東松戸(成田スカイアクセス線)まで見送ってあげました。
この10日間、重苦しい日々を送ってきたけど、ほんの半日だけど、ちょっと心が軽くなりました。