また機会を見つけて訪れたいのに。
カンボジア軍と戦闘、タイ兵2人負傷
2010/1/25 (00:28)【タイ】タイのテレビ報道によると、24日、タイ国境近くのカンボジア領内にある山上遺跡プレアヴィヒアの周辺地域でタイ軍とカンボジア軍が銃撃戦になり、タイ兵2人が負傷した。
戦闘が起きたのは両国が領有権を主張する係争地域。タイ軍約20人とカンボジア軍約30人がパトロール中に遭遇し、約20分にわたり、ライフルや グレネードランチャーを撃ち合った。両軍の責任者は戦闘終了後、プレアヴィヒアで交渉し、話し合いで事態の鎮静化を目指すことで合意した。
プレアヴィヒアはカンボジアのクメール王国が11―12世紀に建立したとされるヒンドゥー寺院遺跡。タイとカンボジアが領有権を争い、1962年に 国際司法裁判所がカンボジア領とする判決を下した。しかし、がけの上にありタイ側からしかアクセスが困難な上、周辺の国境が未画定のままで、両国間の火種 となっている。
タイのタクシン元首相派サマック政権は2008年、カンボジアによるプレアヴィヒアの世界遺産登録申請を支持する共同コミュニケに調印したが、反タ クシン派保守勢力の猛反発を受けた上、タイ憲法裁判所に共同コミュニケを違憲とされ、撤回した。カンボジアはタイの支持を得ないままプレアヴィヒアを世界遺 産に申請し、同年7月、登録された。これをきっかけに2008年10月と2009年4月、プレアヴィヒア周辺で両国軍が交戦し、双方の兵士数人が死亡した。
2008年末に発足したタイの反タクシン派アピシット政権はカンボジアのフン・セン首相を「やくざ者」と呼んだカシット元駐米大使を外相に起用し たほか、プレアヴィヒアの世界遺産登録について、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に異議を申し立て、カンボジアとの関係が険悪化した。カンボジアは昨 年、タイで汚職で懲役2年の実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元タイ首相を政府顧問に任命、タクシン氏は11月にカンボジアを訪れ、両国が相互に大使を 召還する事態に発展した。
タクシン氏はタイ国内の資産約760億バーツ(約2100億円)の没収をめぐる裁判の判決が2月26日に迫り、タイで同氏支持派による反政府集会を開催するなどタイ政府への揺さぶりを強めている。今月20日にもカンボジアを訪れたが、今回の武力衝突との関係は不明。
まだ続いているのか・・・。
でも、こんなさなかに訪問したという話題も見聞きするから、ドンパチ以降、ずーっと閉鎖されているわけではないのね。
両軍の責任者は戦闘終了後、プレアヴィヒアで交渉し、話し合いで事態の鎮静化を目指すことで合意した。
・・・・・って、はじめからそうすりゃいいじゃん。
兵士といえども平時はみんなイイ人なんだからさ。
Khao Phra Wihan (Thailand, 2007)