今日買ったNews Week誌に気になるコラムがあった。
実は豊かなビルマの食糧事情
ビルマ(ミャンマー)は農作物に恵まれた国。とくにコメ生産高は東南アジア屈指だ。近隣諸国では食料高騰が市民の抗議デモを引き起こし始めているが、ビルマの軍事政権は食糧危機による暴動については心配していないかもしれない。
206キロ
ビルマ国民1人が年間に消費するコメの量。近隣諸国よりも多い3.8トン
ビルマでの1ヘクタール当たりのコメ収穫量。隣国タイより44%多い2912キロカロリー
ビルマ国民が1日に摂取するカロリーの平均値。東南アジアで最も高い6%
ビルマ国民のうち、栄養不良の人の割合。この数値はタイでは20%、ベトナムでは19%に達するNewsWeek日本版(2008/5/28号)
出典が記載されていないので、いつどの時点でのデータなのか、非政府機関が各国を調べて算出したデータなのか、それとも、それぞれの政府機関が(都合のよい数値を)提出した資料を取りまとめたのか定かではないが、一瞬、自分が何を読んでいるのか分からなくなったよ。
サイクロンの爪あとで、多くの被災者が食うに困っているのは周知の事実とはいえ、最貧国の1つに数えられるミャンマーで、飢える人が近隣諸国より少ないどころか、カロリー摂取量がよそより高いなんて、にわかに信じがたい。
統制経済のおかげ?
農民人口が多くて他の産業(失職する機会)がないってこと?